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非常時用のバッテリーの製作(2) (2018年10月01日更新)

降圧型変圧器の組み立て

次に、以下の降圧型の変圧器を組み立てます。

D【K-00096】 大容量出力可変安定化電源キット (秋月電子サイト)

鉛蓄電池(12V)からスマホ(5V)に充電するために、電圧を下げる部分です。

組み立て終わったところ。


補足:

三端子レギュレータという部品が含まれていますが、コイツはとても熱くなるため、ご丁寧に冷却用のフィンが付属しています。(左の写真にはまだ取り付けていません)


レギュレータの足を短くして基盤に取り付けると、フィンが基盤と干渉し、レギュレータの取付穴で設置ができなくなるので気をつけてください。

私は短くして半田付けしてしまったので、フィンにタップ穴加工をし直しました。
またフィンはレギュレータの3本脚で支えるには大きいので、別途、サポートを考えてやる必要があると感じました。


この回路は、組み込む抵抗の値を選択することで、出力電圧の範囲を変えることができるようです。

(可変抵抗を入れれば、自由にできるのかも・・・)

今回は5Vくらいにしたかったので、抵抗は0(ゼロ)。
つまり、ショートさせてます。




鉛蓄電池の電圧は12.7V程度でしたが、この回路を介して、出力側電圧を調整して、約5Vちょっとに調整することができました。
ガラケーへの充電

ガラケーの充電用端子の電圧を測ると、約5.3Vだったので、これより少し電圧を下げて、鉛蓄電池から充電してみました。


鉛蓄電池 → 降圧変圧器 → USBコネクタ → ガラケー



ほぼバッテリー残量が空の状態から、充電することによって、3つのレベルの2つ目くらいまで回復。(放置するのは怖かったので、そこで外しておしまいにしました)

注意: この写真ではまだレギュレータにフィンがついていません。この状態で「大した電流ではないだろうから、そんなに熱くないだろう」とタカをくくって、指で触ったところ、指の真ん中に水膨れを作ることになりました。この後、フィンを付けました。かなりの熱を発するのでお気を付け下さい。


次は、いよいよ、iPhoneの充電を考える段階に来たのかも知れません。

怖いのであまりやりたくない。。。(-_-)v-~~