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非常時用のバッテリーの製作(1) (2018年10月01日更新)

手作り(?)太陽光パネルによる蓄電システム イメージ図

こんな感じで作ってみようかなと考えました。
(計画であって、最終構成ではありません)

絵を書いた時点では考えてませんでしたが、CCCVにするには、昇圧回路とバッテリーの間に、次項に示す、

【K-00074】 鉛蓄電池充電器パーツキット

を入れれば良いのかなと考えていますが、成立するかは、これからの確認になります。


パーツの注文

秋月電子のネットサイトにてパーツを注文しました。


@【K-07406】 最大30V出力 昇圧型スイッチング電源モジュール NJW4131使用

A【B-04961】 完全密封型鉛蓄電池 12V7.2Ah LONG製 WP7.2−12
B【C-02171】 中型充電クリップ(赤)CP−8870/R
C【C-02172】 中型充電クリップ(黒)CP−8870/B

D【K-00096】 大容量出力可変安定化電源キット LM338T使用 放熱器付 最大5A
E【K-00074】 鉛蓄電池充電器パーツキット

F【M-08468】 超小型2線式LEDデジタル電圧計(パネルメータ)3桁表示 DC3〜15V(赤色)オートレンジ

太陽光パネル

これは、以前、秋葉原に行った際に秋月電子の店頭で購入していた太陽光パネルです。

スペックは写真の通り。

ネットサイトでも買えるようです。
@【K-07406】 最大30V出力 昇圧型スイッチング電源モジュールの組み立て

説明書と共に、このような部品が袋に入っています。

(秋月電子サイト)





はんだ付けをして、組み立てたところ。


太陽光パネル単体では、出力は9Vまでですが、先の昇圧回路を介して、出力側の電圧を測ると、14Vを超える電圧に上がっていました。

(ボリュームで出力電圧調整ができます。判り難いですが・・・。)
試験充電

今回購入したバッテリーとは別に、数年前にもう少し小容量の鉛蓄電池を購入していたので、これを使って試験しました。

長年放置していたので、残電圧は0.6V。

(残量を12V以下に下げないこと、と説明もあり、もう放電し過ぎて、使えないことも覚悟。。。)

百円ショップで購入したプラスチックケースに入れて、こじんまりと発電・充電中。



毎日、外に出しては晩にしまい、を繰り返していると、徐々に電圧が上昇してきました。



電圧が上がってくると、上昇のペースが遅くなってきます。

充電の14〜15Vに、蓄電池の電圧が近くなってくると電池に流れ込む電流量が減ってくるのかも知れません。

ですが、諦めていたバッテリーが10V以上まで充電できたことは望外の嬉しい成果。
12Vまで充電完了させるのは、後日トライしようと思ってます。


充電開始の電圧が0.6Vスタートとは言え、この小容量のバッテリーで10V以上に充電するのに4〜5日を要しました。

追加購入したバッテリー充電のためには、パネルを増やした方が良いかも知れません。