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トランジスタでDC12Vのファンを制御 (2019年10月18日更新)

本当に基本の基本で良いので、利用方法を知りたいと思いながら、

じっくりと読んで、理解する時間も理解力もなく、なかなかうまく回路を組めませんでしたが、こちらのサイトは初心者が抱く疑問に丁寧な解説を加えながら説明されており、参考になりました。トランジスタは水道の蛇口のようなものだ、という例えは、なるほどー、と判り易かったです。


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トランジスタの購入

C1815というトランジスタは色々なサイトで電子工作に使われているようで、
秋月電子で試しに購入してみました。

なんと、20個入りで百円です。




スイッチングのテスト

こんな簡単な回路で試せるようになるまで、意外と時間がかかりました。

(もっと難しい回路例の紹介がほとんどなので・・・)

この回路は、スイッチを押すと、トランジスタのB(ベース)とE(エミッタ)に電流が流れ、12Vの電圧がかけられた負荷に電流が流れて動き出す、というものです。抵抗器を入れずに3Vの電圧をかけるとトランジスタが熱くなっていました。今回の抵抗器は33オームだったかと思います。

今回、負荷としてDC12Vのファンを使っています。
ファンを回転、停止させるだけなら、スイッチとファンを直列に繋いで指で押すのと、やっていることは変わらず、何のためにわざわざ面倒なことをしているの?となりますね。
繋いだところ


Aruduionoで操作
乾電池2ヶの3V部分と、スイッチの部分をArduinoに置き換えて、数秒置きに回転⇔停止を繰り返すようにしました。

前項で紹介した指でスイッチを操作するなら、このような回路は必ずしも必要ではありませんが、3Vや5V程度の出力しかできないAruduinoでDC12Vのファンを回したい、という時にはトランジスタを介することで制御が可能になります。