 | 評判を呼んだ2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」を、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演でリメイクしたハートフル・ラブコメディでした。 料理の腕は一流ですが人付き合いが下手なヒロインが、図らずも直面した新たな人間関係の中で、次第にかたくなな心を解きほぐしていく姿を丁寧に描いていました。 共演は「サンキュー・スモーキング」のアーロン・エッカートと「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン、監督は「アトランティスのこころ」のスコット・ヒックスです。
ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりで知られる女料理長のケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。しかし、完璧主義が過ぎて独善的なところもあり、時には客と喧嘩してしまうことも。そんなある日、たった一人の肉親だった姉が事故で亡くなり、ケイトは遺された9歳の姪ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取り一緒に暮らすことに。子どもとの接し方が分からず、なかなか心を開いてくれないゾーイに苦悩するケイト。おまけに、仕事場には彼女の知らないうちに陽気なシェフ、ニック(アーロン・エッカート)が副料理長として新たに加わり、彼女の聖域を自由奔放に侵し始め、ケイトの苛立ちは募るばかりだったが…。
腕利きの女性シェフが思いがけない出来事を機に、新たな自分を発見していく姿を描いたドイツ映画の『マーサの幸せレシピ』を、美人女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演でリメイクした映画です。 他にも「ダークナイト」のアーロン・エッカートや「リトル・ミス・サンシャイン」の名子役アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソンなど共演陣の好演も魅力の一本でした。
ニューヨークきっての人気高級レストラン“22ブリーカー”の料理長を務める独身女性のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるケイト、妥協を許さぬ完璧主義のせいで時にはオーナーのパトリシア・クラークソン演じるポーラや周囲と衝突することもありましたが、彼女のシェフとしての腕は超一流でつくる料理は天下一品でした。 ある日姉のクリスティーンが不慮の交通事故で急死したことから、遺された9才の姪のアビゲイル・ブレスリン演じるゾーイを引き取ることになり、そのうえこれまで彼女の独壇場だった厨房にも陽気なシェフのアーロン・エッカート演じるニックが現れ、彼女の聖域とも言える厨房や生活を侵し始めケイトの苛立ちは募る一方でしたが・・・。
2001年に公開されたドイツ映画「マーサの幸せレシピ」をハリウッドがリメイクしたのがこの「幸せのレシピ」です、正直ここまでハリウッドとキャサリン・ゼタ=ジョーンズやアーロン・エッカート達が上手にリメイク出来るとは思っていませんでした、出色の出来で『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンやパトリシア・クラークソンの演技も素晴らしかったです。
流行りのレストランは完壁主義の料理長ケイトのお蔭で厨房は毎日がピリピリ、そんなケイトのもとに交通事故で亡くなった姉の娘のゾーイがきたことから、独身で仕事に生きるキャリア・ウーマンのケイトに子育てが加わります、キャサリン・ゼタ=ジョーンズは綺麗で演技の上手い女優さんだとは思っていましたが大好きでは無かったですが、この『幸せのレシピ』一本で大好きな女優さんになりました。
アーロン・エッカートを初めて認識したのは『エリン・ブロコビッチ』で、あの頃から演技は上手いと思ってましたがここでも音楽好きで陽気な天才シェフのニックを好演していました、『サンキュー・スモーキン』で一皮剥けた感じがしていましたがこの『幸せのレシピ』は彼の代表作になるんじゃないかな?
アビゲイル・ブレスリンも最近色んな映画に出過ぎじゃないかと思っていましたが、『リトル・ミス・サンシャイン』のポッコリお腹の時よりも少し大人になっていていましたね、やっぱり彼女も“天才子役”の1人になりましたね。
素晴らしいレシピを使って料理すれば美味しいモノは出来るかもしれませんが、思い通りにうまくいかないのが人間関係であり人生のレシピ、オリジナルの料理も美味しそうでしたがハリウッド版は更に美味しそうなメニュー満載で展開していきます。
映画も素晴らしかったですが何処か『ラブ・アクチュアリー』に似ているなと思っていたら、音楽の使い方や選曲が絶妙で物凄く良かったから僕が『ラブ・アクチュアリー』に似ているなと思ったんですね、盛り上げ方や映画の進行のさせ方が『ラブ・アクチュアリー』に似てとても面白かったです。
素晴らしかったです、お勧めします。 |