 | 「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」と話題作が続き、両作品に携わったスピルバーグが製作総指揮する新作「イーグル・アイ」にも主演しているシャイア・ラブーフ。 この「ディスタービア」では名作「裏窓」のバリエーションを思わせる設定の中、危機に襲われる若き主人公を魅力たっぷりに熱演、豊かな表現力を見せています。共演は「マトリックス」シリーズのキャリー=アン・モスに、「グリーン・マイル」のデヴィッド・モースにサラ・ローマーなど。 監督は「テイキング・ライブス」などこの種のスリラーを得意とし、「イーグル・アイ」でもシャイア・ラブーフと組んだD・J・カルーソー。
父親を交通事故で亡くして以来、自暴自棄になっていたケール(シャイア・ラブーフ)は学校で教師を殴る事件を起こしてしまう。そして裁判所から3ヶ月間の自宅軟禁処分を言い渡され、行動範囲の半径30メートルを越えると警察へ通報される監視システムを足首に取り付けられる羽目に。こうして暇を持て余し、ある時ふと近所の覗き見を始めたケールは、やがて親友のロニー(アーロン・ヨー)と隣に引っ越してきたアシュリー(サラ・ローマー)も交え、ますます覗き見にはまっていく。そんなある日、血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目にするケール。また同じ頃、巷では赤毛の女性ばかりが次々と行方不明になる事件が頻発していた。裏手に住む挙動不審な男ターナー(デヴィッド・モース)が容疑者と睨んだケールたちは、彼を焦点に覗きを続けていくのだが…。
「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ主演で放つ全米大ヒットのサスペンス・スリラーです、自宅軟禁中にほんの暇つぶしで近所の覗き見を始めた主人公が、奇怪な光景を目撃したことから事件に巻き込まれていくさまをスリリングに描いています。 監督は「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソーで、共演に『マトリックス シリーズ』のキャリー=アン・モスにサラ・ローマーにデヴィッド・モースなど。
父親を交通事故で亡くしたショックを引きずるシャイア・ラブーフ演じるケールは学校で暴力事件を起こし、自宅から半径30メートルの範囲から出てはならないという裁判所命令が下ります。 暇を持て余したケールは友人のサラ・ローマー演じる隣りに越してきたアシュリーや親友のロニーと、自宅から近所の家を覗き見するのを楽しみにするようになります。 ある夜ケールは怪しい人影を見るが同じ頃一帯では赤毛の女性が次々と行方不明に、ケールたちは近所に住む男性デヴィッド・モース演じるターナーが怪しいと睨み、彼を監視し始めますが・・・。
ヒッチコックの名作の『裏窓』ソックリな設定だと思っていたら訴えられたりしたんですね、デ・パルマの『ボディ・ダブル』にも似ていましたが確かに発想は借りていても別の青春サスペンスに仕上がっていましたよ、アシュリーもケールと最初に会話した時に『カリスマ主婦の逮捕された、マーサ・スチュワートみたい』とか言って笑いをとってましたし、アシュリーを演じたサラ・ローマーもとても可愛かったです。
しかしシャイア・ラブーフは主人公のケールを熱演していますがモテすぎですよね、隣りに越してきたアシュリーと恋仲になりますが『トランスフォーマー』の時もミーガン・フォックスと恋仲になりましたがモテすぎですよね、サラ・ローマー演じるアシュリーなんか自分を覗いていたケールに惚れたんですよ。
デヴィッド・モースもいかにも怪しい殺人犯だと思わせるターナーを好演していました、彼も『悪人顔大魔王のショーン・ビーン』と同じく顔が恐いから今回のいかにも悪人ッポイ人を好演していました、彼の好演もこの映画を面白くしてくれた一つの要因でしょう。
『裏窓』はグレース・ケリーにジェームズ・スチュワートが大好きなので好きな映画ですが、この『ディスタービア』もシャイア・ラブーフの“自宅監禁”が効いているしドキドキ感も後半にいくに連れて盛り上がってきます、ロニーやアシュリーにケールのママジュリー(キャリー=アン・モス)も加わって面白くなっていきました。
果たしてミスター・ターナーは本当に殺人鬼なのでしょうか、ケールやアシュリーにロニーやママのジュリーの運命は?結構ドキドキ・ワクワクした映画でした、お勧めします。
しかし、『マトリックス』のキャリー=アン・モス、もうママ役なんて・・・・。 |