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「F.R.A.T./戦慄の武装警察」をお勧めします。

結構緊迫した、サスペンス・アクションでした。

画像:frat3mL.jpg説明
精鋭ぞろいの警察特殊部隊F.R.A.T.が、その機密性を盾に法律の範疇を超えた行動に走っていると疑問を抱いた若い新聞記者。彼はやはり隊のあり方に疑問を持って辞職した元隊員と共に、不正の証拠をつかもうと奔走するが・・・というサスペンス・アクションでした。
人気ポップ・グループ、イン・シンクの一員としても活躍したジャスティン・ティンバーレイクが若手記者を熱演、「S.W.A.T.」のLL・クール・Jが元隊員の男を演じています、この二人は最近俳優業しか見ないですね。さらに主人公を厳しくも温かく見守る上司に名優モーガン・フリーマン、連邦捜査官にケヴィン・スペイシーと、豪華なキャストの織りなすドラマとサスペンスに注目です。


 警察特殊部隊F.R.A.T.の隊員ディード(LL・クール・J)は、仲間とギャングのアジトを急襲するが、同僚の隊員たちがまるで楽しむように犯罪者を射殺する姿に疑問を抱き、除隊を申し出る。一方、若手新聞記者ポラック(ジャスティン・ティンバーレイク)もF.R.A.T.の行き過ぎた捜査を記事に取り上げるが、上司アシュフォードから証拠がない憶測記事だとクビにされてしまう。ポラックは何者かに妨害を受けながらも真実と証拠を求めて独自の取材を開始、ディードと接触するが……。



オスカー最優秀主演男優賞俳優のモーガン・フリーマンとケヴィン・スペイシーが豪華共演し、ジャスティン・ティンバーレイクやLL・クール・Jがおくるサスペンス・アクションでした、2人の新しいヒーローを2人のベテランが脇を固めると言った感じでしたね。
警察特殊部隊F.R.A.T.の腐敗を暴こうと、若手の新聞記者が真相の究明に奔走します。

警察特殊部隊F.R.A.T.の隊員LL・クール・J演じるディードは仲間とギャングのアジトを急襲しますが、同僚の隊員たちがまるで楽しむように犯罪者を射殺する姿や、F.R.A.T.本来の意義に反すると疑問を抱いて除隊を考えます。
一方、若手新聞記者ジャスティン・ティンバーレイク演じるポラックもF.R.A.T.裁判での被告とF.R.A.T.のやり取りに違和感を覚え、行き過ぎた捜査を記事に取り上げますが上司のモーガン・フリーマン演じるアシュフォードから証拠がない憶測記事だとクビ。ポラックはアシュフォードの協力を得ながら何者かに妨害を受けながらも、真実と証拠を求めて独自の取材を開始し有能な調査官のケヴィン・スペイシー演じるウォレスやディードと接触しますが・・・。

F.R.A.T.とは緊急突撃隊・秘密警察のことで僕らが良く聞くS.W.A.T.とは違います、警察の腐敗を暴こうと“ジャーナリズム”に燃えたしがない新聞記者の青年が、危ない目に遭いながらもジャーナリズムに基づいて真実に迫って行く物語でした。

ポラックの彼女のウィロー役でパイパー・ペラーボやF.R.A.T.のボス役でジョン・ハードも出てました、ディードの相棒のラザロフ役にはディラン・マクダーモットが演じていましたが何時ものディラン・マクダーモットとは違って、ワイルドな感じがビンビンに出ていてビックリしました。

警察がここまで腐っているかという程『F.R.A.T.』や組織は腐敗しているのかと、改めてアメリカの警察組織の凋落ぶりを描いた作品でしたが日本も他の国のことは言えませんね。

オスカー俳優のケヴィン・スペイシーもモーガン・フリーマンも、若手のジャスティン・ティンバーレイクやLL・クール・Jの引き立て役でしたが、2人のその存在感は凄いモノがありました、お勧めします。