>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


「クローズZERO」をお勧めします。

不覚にも、楽しんでしまいました・・・・。

画像:crowszero0.jpg説明
原作の主人公、坊屋春道が舞台となる鈴蘭高校に転校する1年前という設定で、新たなストーリーが展開します(と言っても僕は坊屋春道知りませんが・・・)。
“日本映画界で最も忙しい男”三池崇史監督と相性がいい、不良アクションという題材です。加えて若きイケメンたち、小栗や山田もテンションを上げ、格闘場面で体当たりの熱演を見せて女性ファンを驚かせると共に、男性観客も思わず燃えるアウトロー青春アクションの痛快編に仕上がりました。共演陣では映画化そのものに尽力したという、やべきょうすけの存在感が光っていたのと、山田孝之のカッコ良さが印象的でした。09年には、続編の「クローズZERO II」が公開されることが決定したそうです。


 最凶・最悪の不良学生たちの巣窟、鈴蘭男子高等学校。幾多の派閥が勢力争いを繰り返し、いまだかつて鈴蘭を制覇・統一した者はいなかった。現在も、芹沢多摩雄(山田孝之)率いる最大派閥の“芹沢軍団”を軸に、群雄割拠の状況が続いていた。そんな鈴蘭にやって来た3年の転入生、滝谷源治(小栗旬)は、本気で学園の制覇を狙っていた。一匹狼を貫く源治だったが、ふとしたことから鈴蘭OBのチンピラ、片桐拳(やべきょうすけ)と出会い、次第に友情を深めていく。やがて拳は、自分が果たせなかった鈴蘭制覇の夢を源治に託すようになるのだが…。


高橋ヒロシの人気ヤンキー漫画『クローズ』を、原作一年前という完全オリジナル設定で『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』『ゼブラーマン』の三池崇史監督、アクション・バイオレンス満載で実写化しました。

再凶の不良学生たちがせめぎ合い常にトップ争いを繰り広げている、男子高を舞台に三年の転校生が前代未聞の全校制覇を狙うさまを、荒々しい描写で描き出していました。
もともとの原作のファンだという小栗旬が主人公の源冶を、源冶の敵対勢力のリーダーで“百獣の王”と呼ばれる芹沢を山田孝之が、そして主人公に肩入れする愛すべきチンピラ役にやべきょうすけが好演していました。

荒くれ者達が集まる鈴蘭高校を舞台にした不良少年達の物語でした、小栗旬が一年生ながらも荒くれ者の頂点に立って父親の岸谷五朗演じるヤクザの組をもらおうと、孤軍奮闘するんですが相手の不良どももとんでもないヤツらばかり。
拳という元鈴蘭高校の卒業生だというチンピラの助けを借りて、“百獣の王”の異名を持つ芹沢や強いですが一癖もふた癖もある面々と、大バイオレンス・アクションを起こします。

この映画の原作も知らなかったですし小栗旬にも興味はありませんでしたが、三池崇史監督作品だということと黒木メイサちゃんが出ているということで見ましたが、思った以上に面白くて昔の『湘南爆走族』にも似た雰囲気もあって結構楽しめました。

小栗旬の源治も元気と迫力があって良かったですが、最近の女の子はああいう男の子に惚れるんだろうなと思ったらちょっとだけアタマにきました。しかし予想以上に“百獣の王”芹沢を演じていた山田孝之が良かったですね、それに徹底して笑われ役のチンピラの“拳さん”を演じたやべきょうすけも最高に良かったです、いつの間にかこの映画をのめり込むように見ていた自分に気がついて少し笑ってしまいました。

岸谷五朗さんや遠藤さんに塩見三省さんに黒木メイサちゃん、桐谷健太に高岡君に上地も良かったですし原作を知らない僕でも凄く楽しめました、最後に『リンダマン』を出してきたりラストの大戦争は武器を使わずに拳だけで大乱闘するのも良かった、続編もあるのでしょうが黒い学ランだから『クロウズ(カラス達)』というのも良かったです、流石は三池崇史監督と思わせてくれました、お勧めします。