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「クライモリ デッド・エンド」●をお勧めします。

このホラーが面白くない人は、僕の映画の味方とは違うかも・・・。

画像:kulaimori327.jpg説明
この森の運命は2つに1つ――喰われるか。逃げ切るか。
全米で2週続けてトップ10入りしたエリザ・ドゥシュクにエマニュエル・シューキー主演の、徹底してスプラッターを貫いた絶叫ホラーの神髄「クライモリ」第2弾です。バイオハザードの製作者が製作で贈る、サバイバル絶叫ホラーで前作よりスプラッター映像増で、グロ・シーンもパワーup、裸シーンなどエロ・シーン増でエロさもUPしました!!
「クライモリ」では”人喰い殺人鬼兄弟”だったのが、「クライモリ デッド・エンド」では”人喰い殺人鬼一家”にパワーアップ、「テキサス・チェーンソー」のエリカ・リーセンや「コーチ・カーター」のテキサス・バトル主演。『ザ・チェイス』のヘンリー・ロリンズが、いい味出しています。



 5日間のサバイバル・ゲームで勝ち抜くと賞金10万ドルというTV番組の撮影で、"アポカリプス(=黙示録)"と称する森の中に選ばれた若者たち6人が集合する。キンバリー(キンバリー・コードウェル)もそれに参加するため森へ向けて車を走らせていたその時、突然何者かが飛び出してきたため、ブレーキをかける間もなく轢いてしまった。キンバリーは生存を確かめるため、倒れた男に恐る恐る顔を近づけると・・・その男に一瞬にして噛み付かれ、さらには森の中から出てきたもう一人に、斧でカラダを縦に真っ二つに切り裂かれた。そう、この森は人喰い一家の棲む森だった。ゲームの参加者達は、何も知らないままその森へと入っていく・・・。


エリザ・ドゥシュクにエマニュエル・シューキー主演の大ヒットホラー映画、『クライモリ』の続編のホラー映画がパワー・アップして帰ってきました、その名も『クライモリ デッド・エンド』です。
原題が『WRONG TURN2 DEAD END』なので、『クライモリ』の原題に2が付いているので正当な続編みたいですね、前作同様奇形の人喰い一族(今回はファミリー)が裏の主演でしたし。
エリカ・リーセン演じるニーナやテキサス・バトル演じるジェイクら若者男女5人が、優勝賞金10万ドルを目指してテレビ番組のサバイバル・ゲームの『アポカリプス』に出演、撮影隊一行は動物も鳥もいない不気味な“人喰い殺人鬼一家”の森に入って行きます・・・。
いきなりキンバリーが斧で真っ二つに切り裂かれるシーンには驚かされました、元軍人のテレビ番組スタッフの“筋肉バカ”のヘンリー・ロリンズ演じるデールは、いち早く異常に気が付いて“1人ランボー”となって捕らわれた仲間を救い出しに行くのも面白かったです、ニーナとジェイクが捕まって殺人鬼一家と対決するシーンも良かった。
とにかく前回『クライモリ』でも出てきた奇形殺人鬼一家が、少し人数も増えて女性の殺人鬼一家もいて本当に“一家”としてパワーアップしたように感じました、真っ二つにされたキンバリーをはじめアンバーやジョンジーにエレーナら参加者の殺され方も見応えありましたし、番組スタッフのマーラやマイケルたちの殺され方も見事、残虐性もパワーアップして殺され方のバリエーションも増えていて良かったです。あとマイケルが「バトル・ロワイヤル」のTシャツを着ていてニヤリ、あちらでは「バトル・ロワイヤル」は日本のサバイバル・ホラーとして、結構人気があるそうです。
『ザ・チェイス』でも一際異才を放っていた“1人ランボー”のデールを演じるヘンリー・ロリンズの頑張りも見事、前作の『クライモリ』から唯一連続して出演しているオヤジから、殺人鬼一家の始まりや秘密などの詳しい説明をさせたのも良かったですし、最後まで生き残る出演者も思い入れの出来る人で良かったです。
ちょっと『悪魔のいけにえ』を意識した場面もありましたが、エリザ・ドゥシュクやエマニエル・シューキーなどビッグ・ネームが出演していた1よりも、スターは出ていませんでしたが見応えのあるホラー映画になっていたように思いました。
殺人鬼一家のしぶとさや強さに異常さもパワーアップしていたかな、『クライモリ』でのエマニエル・シューキーの殺され方も印象的で凄かったですが、この『クライモリ デッド・エンド』の殺し方も工夫していたようですしお色気シーンも若干ありました、かなり続編のホラー映画としては良く出来た作品だったと思いました、お勧めします。