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「ゴーストライダー」をお勧めします。

どんなもんかと思っていましたが、面白かったですよ。

画像:goostrider986.jpg説明
これまで「スパイダーマン」などを生み出してきたマーヴル・コミックスの人気ヒーローで、頭はドクロでオートバイに乗り、体の一部が炎に包まれているというワイルドなヒーロー《ゴーストライダー》の誕生を描いています。
かつて「デアデビル」でもアメコミ原作の映画化に挑んだマーク・スティーヴン・ジョンソン監督らしく、「デアデビル」は僕は嫌いでしたが劇画調でメリハリたっぷりな、痛快編に今回は仕上がってました。
熱いキャラが得意なニコラス・ケイジですが、今回はまさに燃えるような役どころ・・?といった感じですかね。相手役のロクサーヌにはエヴァ・メンデスが当たっていますが、今回も魅力的で情熱的なヒロインを演じていました。
また“ライダー”つながりか、「イージー・ライダー」の伝説的男優ピーター・フォンダのキャスティングがニクいですね・・・。

 危険なバイクスタントのショーで人気を博す天才ライダー、ジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)。そんな彼にはある秘密があった。17歳の時、病気の父親の命を救うため、悪魔メフィスト(ピーター・フォンダ)と取引をして魂を売り渡してしまったのだ。自らの運命を悪魔に握られていたジョニー。そして彼が30歳の時、メフィストが再び彼の前に現れる。メフィストはジョニーに魔界の反逆者ブラックハート(ウェス・ベントリー)を捕らえるよう命じる。メフィストにより魔界の力を得て、ゴーストライダーとなったジョニーは、“地獄(ヘル)バイク”に乗ってブラックハート率いる悪魔軍団を追いつめていくが…。


世代を超えて人気を誇るアメリカン・コミックのマーヴル・コミックの作品を、『ナショナル・トレジャー』のニコラス・ケイジ主演で映画化したヒーロー・アクションです。
魔界の力を授かったバイク・スタントマンが、“ゴーストライダー”となって魔界の反逆者たちを倒します、批評家たちの悪評を覆して大ヒットした作品ですよね。
“ライダー”繋がりで『イージー・ライダー』の名優ピーター・フォンダが、悪魔王メフィストフェレス役で登場していました、心憎い演出でしたね。
VFXがバンバンに駆使されていますが、原作の漫画は1940年代に誕生したというのは意外でした、それをアメコミの老舗マーヴル社がリニューアルさせて大ヒットさせたそうです。
どの時代にも一人はいたという“ゴーストライダー”、“ゴーストライダー”は悪魔王のいわば集魂係で悪魔に魂を売ったモノの魂を集めてまわります、ピーター・フォンダが悪魔王メフィストを演じてましたが貫禄もあって似合ってましたね、姿は人間でも影が魔物なのには笑いました。
父親の癌を治すために悪魔王と契約してしまったバイク・スタントマンのジョニーは、大人になってメフィストの使い“ゴーストライダー”となり、魔界の反逆者や“ブラックハート”たちと闘うことになります。
僕は大きな勘違いをしていた事に気が付きました、“ゴーストライダー”となったニコラス・ケイジ扮するジョニーが魔界王メフィストと闘うのと思っていたら、ジョニーは“ゴーストライダー”となってメフィストに雇われて、地獄から逃げ出した者や悪党達をやっつけるんですね。
燃え盛るバイクを操る“ゴーストライダー”ジョニーもカッコいいですが、手と足を燃やして更に頭がドクロとなって燃えあがりながら悪党達と闘うニコラス・ケイジのジョニーはカッコ良かったです、髪の毛がフサフサなのは少し違和感があったけど見ているうちに段々カッコ良く思えてきました。
ブラックハート達にジョニーの弱点として愛するロクサーヌを浚われます、果たしてジョニーやロクサーヌの運命はどうなるのでしょうか、謎の男ケアテイカーの存在や“150年前のゴーストライダー”カーター・スレイドは今どこにいるのか、そしてメフィストとの契約は今後のことは?
いかにも”続編”を意識させるようなつくりでしたね、僕もこの『ゴーストライダー』の続編なら大歓迎です、でもヒロインはロクサーヌ=エヴァ・メンデスは変わってしまうかもしれませんね。
ロクサーヌ役でエヴァ・メンデスが出ていましたが、やっぱりエヴァ・メンデスは魅力的な女優さんですね、若い頃のロクサーヌをラクエル・アレッシが演じてましたが彼女もとても可愛らしくて魅力的でした。
単純明快なヒーロー・アクションですが燃え盛る“ゴーストライダー”ジョニーはカッコ良かったし、ラストの“燃える馬”との競演も良かったです、ロキシーのエヴァ・メンデスもいい女でした、お勧めします。