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「ヘルレイザー/ヘルワールド」をお勧めします。

こちらはまぁまぁだったかな・・・。

画像:hellraiser09.jpg説明
人気ホラー作家、クライヴ・バーカー自身の監督による第1作「ヘル・レイザー」に始まる、シリーズ第8作目です。人間を究極の快楽と引き替えに魔界へと連れ去るという、本シリーズのキーアイテム、パズルボックスが今回はインターネットのバーチャルゲームになっており、真実を知らずにパズルを解いた若者グループが地獄のパーティへと招かれます。出演は全作で魔導師ピンヘッドを演じるダグ・ブラッドレイはもちろん、「エイリアン」シリーズのビショップ役や「エイリアンVS. プレデター」のランス・ヘンリクセン、「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」のキャサリン・ウィニックなど。監督は今回もリック・ボータが当たっています。


 マイク(ヘンリー・カヴィル)やチェルシー(キャサリン・ウィニック)たち若者グループは、ネットゲーム“ヘルワールド”の最終パズルを解いたプレイヤーがパーティに招かれることを知り、それぞれパソコンへと向かった。やがて首尾良く招待状を手にした彼らは、パーティ当日、会場となる屋敷を訪れる。このパーティを主催するホストの男(ランス・ヘンリクセン)に歓迎され、秘蔵の酒を振る舞われた彼らは多くの若者たちでにぎわうパーティで盛り上がるが、やがて1人、また1人と悪夢に捕らわれて……。



87年の第1弾から続くショッキング・ホラー・シリーズの第8弾でした、今回はネットゲームでパズルを解いた若者たちが豪華なパーティーに招かれて、一人また一人と魔界へ誘われていきますが・・・というお話しでした。
アダムという青年のお葬式からストーリーは始まります、ジェイクは“ヘルワールド”というゲームのせいで俺達が見殺しにしたんだと、お葬式に来ていたチェルシーやマイクらに向かって呟きます。
2年後にアダムの件を忘れたマイクが“ヘルワールド”のパズルボックスを解き、友達のデリックやアリソンも解いて“リバイアサン・パーティー”に供に出席します、チェルシーも乗り気ではありませんでしたが『お目付役』としてパーティーに参加します。
そしてその“リバイアサン・パーティー”という集まりで期待通りに、若者たちが一人一人と館の主や魔界のピンヘッドたちに血祭りにあげられていきます、果たしてチェルシーやジェイクの運命はどうなるのでしょうか。
第7弾がああだったので少々心配でした、今回も今流行りの“ゲーム”として『ヘルレイザー・ワールド』を展開させてましたからちょっと心配でした、ランス・ヘンリクセンが“リバイアサンの館”の主役として出ていましたが、この人は『エイリアン2』のアンドロイドといいこういった役が似合いますね。
『ソウ』をはじめとして最近流行りのホラー映画やゲームの影響を、この『ヘルレイザー・ヘルワールド』も受けていたようでしたが、もっと『ヘルレイザー』の世界観って気品のようなものがあって、もっと独特の恐怖感が感じられたように思いましたが、なんかこの映画(オリジナル・ドラマ?)は今風の感覚のホラー映画になってしまっていたような気がしました。
チェルシー役のキャサリン・ウィニックも可愛かったし、ランス・ヘンリクセンも不気味でそれなりに楽しめました、ちょっとビックリの展開が待っていましたがソレが今風のアリガチな展開のホラーに、ピリッとした味付けをしてくれましたかね。
今流行りのホラー映画でしたが、それなりに『ヘルレイザー』というよりも新作ホラーと思った方が楽しめたかな、でも前作の『ヘルレイザー/ワールド・オブ・ペイン』よりは面白かったです、お勧めします。