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「モンスター・ハウス」をお勧めします。

”人食いハウス”です。

画像:monstarhouse0.jpg説明
古くは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に遡るスティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスの名コンビが、製作総指揮に名を連ねたCGアニメのヒット作です。
家そのものがモンスターと化して、敷地に入った物も人間もすべてを食べてしまう文字通りの《人喰い屋敷》を舞台に、少年少女3人の冒険を描いています。なぜ屋敷は化け物となったのか、そして主人である気むずかしい老人の秘密とは? ヒットメーカーの2人が手がけただけあって、クライマックスでは子供映画と侮れない迫力のアクションが展開します。個性派俳優スティーヴ・ブシェミやマギー・ギレンホール、ジョン・ヘダーにキャスリーン・ターナーなどの声優陣も豪華キャストでした。


 12歳の少年DJ(声 ミッチェル・ムッソ)の家の向かいには、怪しげな古い家が建っていた。そこに一人で住むネバークラッカー(声 スティーヴ・ブシェミ)は、近づく子どもたちをいつも大変な剣幕で怒り追い払う。ところがハロウィン前日、ネバークラッカーは心臓発作で倒れ、その家は無人に。その家の不気味な気配に怯えるDJは、親友のチャウダー(声 サム・ラーナー)に助けを求める。やがて、チャウダーがその家のチャイムを鳴らすと、なんと家が口を開けて彼らに襲いかかってきた。辛うじて逃げた2人だったが、翌日、今度は知らずに近づいた少女ジェニー(声 スペンサー・ロック)が襲われそうになり、2人に助けられる。3人は警察に通報するが、大人たちはまるで相手にしてくれない。そこで彼らは、町を守るため、自分たちだけでその家を退治しようと作戦を立てるのだが…。


ロバート・ゼメキスとスピルバーグの二大巨匠が制作総指揮を務めたアニメです、敷地に入ったイヌや人間を次々と飲み込む“人喰い屋敷”の謎に、DJとチャウダーとジェニーの少年少女3人が挑みます。
その大冒険がハイテンションなタッチで描かれていて、声優陣もスティーヴ・ブシェミら最近流行りの豪華なものでした、お話も結構良く出来ていて実写版も観てみたい作品だと思いました。
主人公のDJは歯医者の息子で毎日向かいの“ネバークラッカー”の敷地を観察している思春期を迎えた少年です、向かいのネバークラッカーさんは敷地に入ってきた男の子や女の子に三輪車を怒ります、そんなネバークラッカーさんが死んでしまい主を失ったはずの“家”からイタズラ電話をもらったDJは、犬や警察官を丸飲みしてしまった“モンスター・ハウス”の謎を解くために、仲間のチャウダーや名門の女子校生のジェニーと共に“モンスター・ハウス”に立ち向かって行きます。
子供向けのお話かと思っていたらしっかりとつくってあった作品でした、細かい所までキチンとつくってあってビックリしました、この手の作品にありがちな“実は単なる普通の家”で終わらせるのではなく、本当に“モンスター・ハウス”として家をちゃんと存在させたのは良かったです。
この“モンスター・ハウス”に挑んだDJとチャウダーとジェニーでしたが、なんと死んだはずのネバークラッカーさんが実は生きていました、“家”が実はネバークラッカーさんの亡くなった奥さんのコンスタンスの魂が宿っていて・・・。
ネバークラッカーさんが実は亡くなった奥さんの霊から子ども達を守っていたという事や、ハロウィンになると“モンスター・ハウス”が活発になる理由も納得、ドキドキ・ハラハラさせておいて最後にはホロリとさせてくれる作品でした。
果たしてDJとチャウダーとジェニーにネバークラッカーさんの運命は、そして“モンスター・ハウス”となったコンスタンスの魂はどうなってしまうのでしょうか、あなたの目で実際にお試しになってください、お勧めします。