 | 「星の王子ニューヨークへ行く」「ナッティ・プロフェッサー」シリーズなど、特殊メイクの力を借り、1人で複数の役を演じるコメディも得意としてきたエディ・マーフィ 。この「マッド・ファット・ワイフ」では、けっしてハンサムといえない主人公の男性、夫になった彼を尻の下に敷く巨漢の妻(邦題の由来)、主人公の育ての親の中国人という、やはりユニーク?な3役を1人で演じ、芸達者ぶりは健在だったかな? それらの特殊メーク(3役あわせると7時間かかるとか)を担当したのは名手リック・ベイカーや日本人の辻一弘らです、辻さんはは「もしも昨日が選べたら」に続き、2年連続でオスカー候補になりました、残念ながら受賞はしませんでしたが立派な事です。共演はサンディ・ニュートンやキューバ・グッディング・ジュニアなどです。
赤ん坊の頃、親に捨てられたノービット(エディ・マーフィ)は、身寄りのない子供を引き取る施設でもある中華料理店で、中国人のウォン(またエディ・マーフィ)に育てられた。魅力的といいがたい容姿のノービットだが、同じ施設の女の子、ケイト(サンディ・ニュートン)と将来結婚する約束を。しかしケイトは養子にもらわれ、施設を去る。成長したノービットは、同じ学校の女子生徒、ラスプーシア(またまたエディ・マーフィ)に言い寄られて彼女と結婚するが、巨漢でケンカも強い彼女に支配される毎日。そこへ年老いたウォンに代わって施設を運営しようと、ケイトが町に帰ってくる。ところが彼女の婚約者ディオン(キューバ・グッディング・ジュニア)は、施設の土地にストリップクラブを建てる陰謀を持ち……!?
『ドリーム・ガールズ』のエディ・マーフィが、また一人で3役をやった爆笑コメディとのことでした、確かこの『ノービット(邦題マッド・ファット・ワイフ)』はラジー賞も沢山もらってましたね。 巨体の妻の尻に敷かれる男が、自分が育った孤児院を守るために大奮闘する物語です。 捨てられた主人公のノービットを拾って育てたのは中国系のウォンさんでしたが、エディ・マーフィがやっているというのが簡単に分かりました、奥さんの超太ったラスプーシアもエディ・マーフィがやってたんでしょうね、『ナッティ・プロフェッサー』なんかを思い出しました。 全体的にかなり下品だったしお話しもあまり面白くなかったですね、『星の王子ニューヨークへ行く』はやはり凄く良く出来た映画だったんだなぁと思いました、物語の途中から昔孤児院で一緒だったケイト役にサンディ・ニュートンに、彼女の現在の彼氏のディオン役でキューバ・グッディングJr.が出てきて物語を締めてくれますが、それもあまり効果は無かったですかね。 最後になかなか面白いシーンもありましたが、全体的にはあんまり面白くは無かった映画でしたね、ノービットにイマイチ魅力も感じなかったしラジー賞を沢山もらったのも頷ける作品だったかな?まぁある程度は笑えましたからお勧めしておきます。 |