>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


「TATARI タタリ/呪いの館」をお勧めします。

「TATARI タタリ」よりは随分パワー・アップしてました。

画像:tatari.jpg説明
ハリウッドの大物、ジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキスが設立したホラー専門プロダクション、”ダーク・キャッスル”の第1回作品「TATARI タタリ」を受けた続編です。
呪われた精神病院を舞台にした惨劇から生き残ったはずの女性が自殺を遂げ、その死に疑問を持った妹が問題の館を訪れます。今作では館の呪いの根源ともいえる悪魔の像の存在が明らかになり、それを狙ったトレジャーハンターたちも巻き込んで新たな惨劇の幕が上がることとなります。
前作以上のショック場面が見どころです、主演は人気ドラマ「the OC」にレギュラー出演するアマンダ・リゲッティ。


 悪魔に取り憑かれたヴァナカット医師によって、患者たちが次々と虐殺された精神病院からただ一人生き残ったサラ。だがある日、彼女は自ら命を絶ってしまう。その報せを受けた妹のアリエル(アマンダ・リゲッティ)は、姉が自殺に至った真相を追うことに。やがて、廃墟と化した精神病院に行き着くが、そこにはヴァナカットを狂わせた“バフォメットの像”という悪魔の彫像が残存し、さらにそれが骨董品として値打ちがあるとされることから、金儲けを企むデズモンド(エリック・パラディーノ)とその一味も病院にやって来るのだった。呪いを解くため一味より先に像を見つけて処分しようと激しい争奪を繰り広げるアリエル。だが、そんな彼らに亡霊たちが襲いかかってくる…。


人体実験を行っていた精神病院から奇跡の生還をしながら、自殺してしまった女性サラの妹アリエルがその死の真相を探るため、呪われた病院に足を踏み入れますが・・・というお話でした。
あのホラー映画『タタリ』の続編とのことでしたが、『タタリ』が評判ほどには怖くはなかったので心配しましたが、この作品はオープニングからおどろおどろしい始まり方で少し期待して観ました。
前回はジェフリー・ラッシュやファムケ・ヤムセンなど有名俳優さんたちがいっぱいでしたが、今回は無名の役者さんたちばかりで少し心配でした、でも主演のアリエル役のアマンダ・リゲッティも可愛かったし皆無名の分ストーリーに入り込めました。
姉サラのいた精神病院に足を踏み入れるというよりは、アリエルや恋人のポールは悪魔教のパフォメット像を手に入れたい金目当ての奴らに脅されて入り、そこで大学の教授ハマー達と鉢合わせになって“呪われた館”に入ります、館には亡くなったサラの言ったとおり呪われた精神病院で・・・。
映像はかなり凝っていてなかなか良かったと思います、病院の患者の亡霊たちがアリエルたちの行く手を阻みますが、その亡霊たちがゾンビみたいだったり実験されていた頃の姿で蘇ったりしていて、ちょっと強引でしたが雰囲気的にも怖かったです。
ホラー映画のレヴューでこの映画は良くないという意見が多かったですが、この映画(オリジナルビデオか・・・)の評価が低い人はホラー映画の批評はしないほうがいいんじゃないかな、結構良く出来た前作以上のいいホラーだと思います。
ラストまで緊張感を無くさなかったのも良かったです、B級の割にはかなり良く出来たホラー映画だと思います、お勧めします。