 | 過去4作にわたってジェームズ・ボンドを演じてきたピアース・ブロスナンに代わり、新たに抜擢されたダニエル・クレイグ扮する6代目ボンドが初登場するシリーズ通算21作目です。 イアン・フレミングによる原作シリーズの原点『カジノ・ロワイヤル』を、本家シリーズとしては初の映画化となった本作では、“007”として初めての過酷なミッションに挑む若きジェームズ・ボンドの活躍と“運命の女”との切ない恋の行方を描いています。 監督は「007/ゴールデンアイ」「マスク・オブ・ゾロ」のマーティン・キャンベル。 共演はエヴァ・グリーンに”M”のジュディ・デンチ、ジェフリー・ライトにカテリーナ・ムリーノにイワナ・ミルセヴィッチです。
殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は見事ダブル・オーの称号を得る。そして最初の任務は、世界中のテロリストを資金面で支える男、ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の資金を絶つこと。まずはマダガスカルで爆弾所有の男を追い、バハマ、マイアミでは武器売人と航空機爆破の阻止に奔走し、やがてル・シッフルに辿り着くボンド。すると、ル・シッフルがモンテネグロの“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、ボンドは更なる陰謀を阻止せんと現地へ向かうのだった。しかし、そんな彼のもとには、財務省からお目付役として美女ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)が送り込まれる。最初は彼女に対して懐疑的だったボンドだが、危険を共にする中で次第に心惹かれていく…。
あの有名なイギリスのスパイ映画『007』の最新作で、実力派のダニエル・クレイグの“6代目ボンド”抜擢が話題になった、『007』シリーズの第21昨目でした。 “007”になったばかりの主人公ジェームズ・ボンドが、国際テロ組織の資金源を握る男を追うという、原作シリーズの原点を描いています。 ダニエル・クレイグが6代目のジェームズ・ボンドに挑戦していましたが、今回がジェームズ・ボンドが“007”になったばかりの話だったので、以前の誰とも違うジェームズ・ボンドに仕上がっていました。 どんなにカッコいい新ボンドを見せてくれるんだろうと思っていたら、いきなり初っぱなから『アルティメット』の影響を受けているのかと思うほどのアクションの連続!!高所恐怖症の僕にはとても恐ろしかったけど、素晴らしいアクション・シーン満載の映画でした、ダニエル・クレイグメチャクチャカッコいいボンドでした。 “00”の称号を貰ったばかりなので不慣れなボンドはミスも沢山おかします、しかしそんなダニエル・“ボンド”・クレイグですが、ワイルド感たっぷりのニュー・ボンドは魅力的なヒーローでした。ポーカー大会の騙し合いだけで終わらせるのかと思いきや、ライバルでテロ組織の情報源と思われていた男の死と恋人の裏切り、果たして今回のジェームズ・ボンドの標的は誰なのか・・・。 ラストまで目の離せない展開に発展して面白かったです、これはジェームズ・ボンドが初めて“ライセンス”を貰ったお話なので、007初心者の方にもお勧めの一本です。 5作連続でボンドの上司“M”に扮するジュディ・デンチや、『ライラの冒険』でダニエル・クレイグと再び共演した、エヴァ・グリーンも相変わらずの美しさを魅せてくれていました、初めてエヴァを見たのは「ドリーマーズ」でしたがドンドン美しく魅力的になっていきますね、彼女には双子の妹さんがいるらしいです。 イワナ・ミルセヴィッチやカテリーナ・ムリーノも少し出ていました、ダニエル・“ボンド”・クレイグはメチャメチャ格好いいです、お勧めします。 |