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「セレニティー 宇宙の海賊船」をお勧めします。

後半は面白かったですかね。

画像:serenity.jpg説明
「エイリアン4」などの映画に脚本家として参加し、「バフィー〜恋する十字架」「エンジェル」などのヒットTVドラマをプロデュースしたジョス・ウェードンが手がけ、02年から全米FOXネットワークで放送されたTV“Firefly”(日本未放送)の続編にあたる映画版です。
TV版が低視聴率で打ち切りになったらしいのですが、より豪華な映画版が作られたという珍しいケースですね。
“Firefly”を知らなくてもある程度楽しめる趣向で、ウェードンらしいSFと活劇のブレンド、派手なVFX、テンポのよさなどいずれも娯楽度は高く、日本では劇場未公開ながら貴重な拾い物かもしれません。


 500年後の未来。無法の宇宙には同盟による統一化の波が押し寄せようとしていた。同盟に反抗する退役軍人マルコム(ネイサン・フィリオン)が船長を務めるセレニティー号は、必要とあらば強盗もいとわない何でも屋。マルコムの右腕ゾーイ(ジーナ・トレス)、その亭主でパイロットのウォッシュ(アラン・テュディック)、メカ担当ケイリー(ジュエル・ステイト)、元傭兵ジェイン(アダム・ボールドウィン)など個性豊かなクルーに混じり、乗客として医師のサイモン(ショーン・メイハー)と妹リヴァー(サマー・グロー)がいるが、実はこの兄妹は同盟からの逃亡者であり、リヴァーこそ同盟によって最強の戦闘兵器に改造されていた最終兵器だった。同盟の暗殺者による追跡に、対抗勢力である“リーヴァーズ”も絡み合い、熾烈な駆け引きを展開していくのだが…。


『エイリアン4』の脚本家ジョス・ウェードンの、劇場初監督作品となるSFアドベンチャーです。
無法地帯の宇宙で海賊船を駆ける主人公たちが、宇宙全体の命運を握る陰謀に巻き込まれていきます。
『エイリアン4』はいかにもフランス映画といった感じでしたが、『デリカテッセン』『ロスト・チャイルド』のジャン・ピエール・ジュネの映像は好きな世界観だったから、その『エイリアン4』の脚本家のジョス・ウェードンの作品に期待してました。
が、開始30分しても何が起こっているのか良く分かりませんでした、それぐらい分かり難い物語だった感じですね。
ようは秘密を持った人間兵器と化した少女リヴァーを、兄サイモンと海賊船の船長のマルコムが救出しますが、同盟がリヴァーを取り返すためにあらゆる手を使ってきます、それをマルコムたちは海賊船の仲間達と阻止するために奮闘します。
同盟のお偉いさんに”ラブ・アクチュアリー軍団”のキウェテル・イジョフォーが出ていました、リーヴァーズと呼ばれる“ゾンビ”のような存在も面白かったですかね、段々見慣れてきてストーリーが分かってくると結構面白く感じました。
ある秘密を手に入れたマルコム一行は決死の戦いを挑んでいきますが・・・というお話でした、特撮の使われ方や中身は結構良かったですしストーリーも分かってくればまぁまぁ、もっと単純だったらもっといい作品になっていたと思いました、お勧めします。