 | 片やビバリーヒルズの豪邸に住むアマンダと、他方はロンドン郊外のメルヘンチックなコテージで暮らすアイリス。各自つい最近悲恋を味わったばかりの2人が、心をリフレッシュすべく、クリスマス休暇の2週間の間だけお互いの持ち家を交換する取り決めを交わします。 やがてそれぞれ新たな恋のチャンスにめぐり合う様子を、「イン・ハー・シューズ」のキャメロン・ディアスと「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、そして「クロコダイルの涙(個人的にはジュードの最高作品)」の伊達男ジュード・ロウと「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックという、人気スターたちの豪華共演で軽妙洒脱に綴った作品です。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。
ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、未だに忘れられずにいた元恋人ジャスパー(ルーファス・シーウェル)の婚約発表を目の前で見せられ動揺する。一方、ロサンジェルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は、相手イーサン(エドワード・バーンズ)の浮気が原因で同棲中の恋人とケンカ別れしてしまう。そんな傷心の2人は、インターネットを介して出会い、“ホーム・エクスチェンジ”することに。それは、お互いの家を交換し、相手の家具や車を自由に使えるという休暇の過ごし方。こうして、まったく違う環境で2週間のクリスマス休暇を送ることになったアイリスとアマンダ。やがて、アイリスはアマンダの仕事仲間マイルズ(ジャック・ブラック)と、一方のアマンダはアイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)とそれぞれ出会い、そして恋に落ちるのだが…。
アメリカのビバリーヒルズの豪邸に住む女性アマンダと、ロンドン郊外のコテージで暮らす女性アイリスの悲恋を味わった2人が、お互いの家を二週間のクリスマス休暇の間だけ家を交換して、それぞれ運命の恋にめぐり会うという物語です。 このクリスマスというオシャレな期間を背景に、アマンダにキャメロン・ディアス、グレアムにジュード・ロウ、アイリスにケイト・ウィンスレットと僕の大好きなジャック・ブラックがマイルズにという魅力的な顔合わせが、オシャレでロマンチックなラブ・ストーリーを織りなしていました。 いきなりジャック・ブラック演じるアマンダの元カレイーサンの友人のマイルズが、パソコンのピアノで作曲しているところから映画が始まるのでビックリしました、キャメロン・ディアス演じるアマンダはエドワード・バーンズに、ケイト・ウィンスレット演じるアイリスはルーファス・シーウェルにフラレルところから映画は始まります。 それにしてもケイト・ウィンスレットは演技が上手いですね〜、他のキャメロンにジュードにジャック・ブラックも彼女につられるように上手かったです、自分をフッタジャスパーからのメールに返信する時に、思わず“DEAR”と入力して消して入力し直すシーンが印象的でした。 なかなかジャスパーとの縁を切れないアイリスでしたが、アーサーという昔はオスカーを獲得した老人と仲良くなり食事をします、その時の会話も素敵でしたがアーサーのアドバイスがとても素晴らしかったです、アイリスも『3年間通ったセラピストもこんな説明してくれなかった』と感激します。 キャメロン・ディアス演じるアマンダもアイリスの兄で、ジュード演じるイケメンのグレアムと一夜限りの情事の筈が段々深入りしていってしまい、やがてグレアムの秘密を知ってしまって・・・・。 後半のグレアムの秘密がアマンダに知られてしまうシーンも素晴らしかったし、アイリスがアマンダやグレアムと電話で話すシーンは大笑いしてしまいました、ジャック・ブラックの登場シーンも後半になってようやくアーサーのエピソードとともに増えて行きます、レンタル屋でのジャックの小ネタと超ビック・ゲストのチョイ出演も想いっきり笑えました。果たしてアイリスとマイルズの二人は、過去と上手にサヨナラできるのでしょうか・・・・・。 きっと映画的にはキャメロン・ディアスとジュード・ロウのカップルが主となるのでしょうが、僕にはケイト・ウィンスレットとジャック・ブラックのお話の方が好きでした、確かにキャメロン・ジュードの方がビジュアル的には華があっていいんでしょうけど。 それでもジャック・ブラックの出演時間が短いのが難点ですが、とても素晴らしい映画でした、ラストも爽やかで楽しめる映画でした、お勧めします。 |