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「ドラキュリアIII 鮮血の十字架」

やっぱり”1”が、一番だったかな??

画像:dora88.jpg説明
ウェス・クレイヴン製作総指揮の第1作に始まるホラー・アクション第3弾で、これが完結編となります。
前作から引き続き、恋人の生存を信じる青年ルークにドラキュリアの逃走を許してしまったユフィジ神父の2人が再び登場し、混迷する闘いに決着を付ける内用になっています。前作のラストを受けた完全な続編ストーリーが展開するため、少なくとも「ドラキュリアII 鮮血の狩人」は事前に見ておいたほうがいいかもしれませんね、もっと言えば一番優れていると思われる「ドラキュリア」も見た方がいいと思われます。
ジェーソン・スコット・リーが再びヴァンパイアハンターのユフィジに扮するほか、「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーがドラキュリア役で存在感を示していたかな??


 完全復活を遂げたドラキュリア(ルトガー・ハウアー)は青年ルーク(ジェーソン・ロンドン)の恋人エリザベス(ダイアン・ニール)と共に姿を消した。ドラキュリアに死の救済を与える使命を負ったヴァンパイア・ハンターのユフィジ(ジェーソン・スコット・リー)は、エリザベスの生存を信じるルークと共にドラキュリアの行方を追い、ルーマニアへと飛んだ。NATO戒厳令下のブカレストで、2人は政府高官がすでにヴァンパイアと化している事実を暴こうとする反政府軍と、彼らを取材していた女性レポーターのジュリア(アレクサンドラ・ウェスコート)と出会う。ユフィジらは、反政府軍と行動を共にしてドラキュリアのアジトを探るのだが……。


ジェーソン・スコット・リー主演の、ドラキュラとの死闘を描いたホラー・アクション・シリーズの完結編です。
恋人エリザベスを奪われた青年ルークとヴァンパイア・ハンターの親父ユフィジが、ドラキュラを追ってルーマニアまでやって来ますが・・・というストーリーです。
最初の『ドラキュリア』はウェス・クレイブンが大胆な解釈で、ドラキュラ=ヴァンパイアの誕生を描いていましたが、パートUやこのパートVはすっかりヴァンパイア・アクションとしてその地位を確立しましたね。少し(かなりなかな?)ブレイドと似ているなと思うところもありましたが、僕はこの『ドラキュリア・シリーズ』が好きなのでまぁいいかなと思いました。
ジェーソン・スコット・リー演じるユフィジ(DG)が前作に続き、親父を演じているんですが親父をクビになってもヴァンパイア・ハンターを続ける、自らもヴァンパイア・ウィルスと戦う静かに燃える男ユフィジを熱演していました、ジェーソン・スコット・リーはこういう誠実な役が似合いますよね。ジェイソン・ロンドンも前作に引き続き、ルークを熱演していました。
ヴァンパイアの悪の帝王をルトガー・ハウアーが演じてましたが、先日もスティーブン・キングの作品にもヴァンパイアの帝王役で出ていました、『ブレード・ランナー』や『サルート・オブ・ザ・ジャガー』といった作品に、また出てきて欲しいです。
ジュリア役のアレクサンドラ・ウェスコートも、ドラキュリアの花嫁として昔風のいでたちの方が、ドレスも似合っていて綺麗でした。
最初の方でヴァンパイアが殺されそうになり、ユフィジやルークたちに『地獄に堕ちろ』と罵られたのが笑えました。
この映画を見た後すぐにロイ・シャイダーが亡くなりました、登場シーンも少なかったし元気が無かったので変だなとは思いましたが・・・・・、ご冥福をお祈りします。
お勧めします、ロイ・シャイダーの最後の姿もご覧になれます、それが残念です。