説明 |
---|
“汝の隣人を愛せよ”という聖書の有名な言葉を原題にしたサイコ・サスペンス。強盗の恐怖から逃れるため、警備員の常駐する高級住宅地に引っ越した一家が、やがて隣人からストーカーまがいの嫌がらせを受け始める。親切そうに見えた隣の主婦が実は異常者だったという、人間関係の希薄な現代ならではの恐怖を描く。夫が留守がちなため、相次ぐ嫌がらせに単身立ち向かうことになるヒロインを、「テロリスト・ゲーム」のアレクサンドラ・ポールが熱演。「ノー・グッド・シングス」などに出演経験のあるシャノン・ローソンの悪役ぶりも印象深い。 強盗に押し入られ、命こそ無事だったものの心に深い傷を負ったベンソン一家。特に留守がちな夫ジム(ゲーリー・ハドソン)のいない間、娘エリン(クセニア・ソロ)の面倒を見る妻ローラ(アレクサンドラ・ポール)はたびたび強迫観念に襲われ、忌まわしい事件のフラッシュバックに悩まされるようになった。ジムは二度とこのような事が起きないよう、区域に入るにもパスが必要という厳重なセキュリティを売り物にした高級住宅地への引っ越しを決める。やがて新生活が始まり、隣に暮らすジャニス(シャノン・ローソン)とジェニー(ミシェル・キロラン)の母子とも知り合いになった。ジャニスは少々お節介なところがあるが、世話好きで申し分ない隣人に思えたのだが……。 |