オリビアとジェーン、フラニー、クリスティーンの４人は、昔から仲の良い親友同士。人生も半ばにさしかかって、ジェーンら３人はキャリアも積み、結婚生活も順調と申し分ない生活を送っていたが、オリビアだけは男運に恵まれないのか独身で失業中、メイドのアルバイトで食いつないでいるという状態だった。ジェーンたちは、１人だけ立場を違えてしまったオリビアに気を遣い、破局した不倫の恋を引きずっている彼女にデートの相手を紹介したりと世話を焼くのだが…。
幼なじみや親友だったアニストンやマクドーマンド、キーナーにキューザックら４人の関係が、互いの境遇の違いから微妙に変わって行くさまを、皮肉やユーモアたっぷりに綴ったドラマです。
ジェニファー・アニストンやフランシス・マクドーマンド、ジョーン・キューザックやキャサリン・キーナーら、４人の実力派女優たちの競演合戦も見ものでした、特にキャサリン・キーナーの作品毎の変身ブリには驚かされます。
この映画は筋がないと言って詰まらないと言う方もいますが、なかなか皆の演技や日常を見ているだけで面白いと思います、４人の家族の話題や演技合戦を見ているだけで面白かったです。
皆それぞれ悩み事を抱えながら暮らしていますが、ジェニファー・アニストンは４人の親友のウチ唯一独身女性のオリビアを演じています、ブランドの試供品なんかを集めながらメードの仕事をしているのですが、なんかジェニファー・アニストンには似合わない気がしましたが上手に演じていました。
オリビアは昔の不倫相手が忘れられずに無言電話を繰り返したり、マリファナが止められなかったりと４人の親友の中でも一番冴えない毎日を送っています、メードのコスプレでバカなデート相手にセックスされられたり・・・。
マクドーマンド演じるジェーンの夫アーロンが、ゲイじゃないのな４人の親友同士でゲイだと噂されたり、ゲイに何故か好かれる役が面白かったです。
皆それぞれ悩み事を抱えながらも、幸せになろうと一緒懸命努力している姿が泣かせてくれます、お勧めします。