 | 第10位はナオミ・ワッツとエイドリアン・ブロディ、ジャック・ブラック共演の「キング・コング」です。
この作品は『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンが監督した作品で、僕の大好きなジャック・ブラックも出演していた映画だったので、凄く楽しみにしていました。
ですが正直言うとちょっと恐い面もありました、ピーター・ジャクソンがジャック・ブラックやナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディらで1933年のメリアン・C・クーパーのモンスター映画の金字塔『キング・コング』をリメイクするというので、かなり公開前に話題になりました。
しかし公開されてもあまり情報や論評が入ってこなくて心配しました、アカデミー賞でも3部門ほど賞を獲りましたが「視覚効果賞」など全て技術系の受賞やノミネートでしたので、内容はどうだったのかと思っていました。
やっと観る事が出来ましたが映画を観て納得、忠実な1933年のオリジナルのリメイクでしたし特殊撮影や視覚効果は圧倒的なものがありました、僕はこれを見てすぐに3枚組のDVDを買ってしまいました。
無謀な映画監督カール・デナム(ジャック・ブラック)が脚本家のジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)や売れない女優アン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)らと謎の島に向かい、突如現れた巨大猿(コング)や謎の生物達に襲われてしまいます。
アンを気に入ったコングは彼女にだけはおとなしく、デナムはコングを連れて帰国し、見世物にしようと企み……というストーリーてした。
皆さんにも是非観ていただきたい映画なのであまり語りたくありませんが、キングコングとアンが島の高台から見た夕日が素晴らしくキレイでした、そしてジャック・ブラック演じるカールがふてぶてしくて泣けてきます!
アンとカール、ドリスコルら3人の出会いは良かったと思いました、違和感なくスムーズだったと思います。特撮やダークな雰囲気も『さすがはピー・ジャク』という感じでした、『ロード・オブ・ザ・リング』の世界観に近いものがありました、ハリ・ポタよりもロードの世界が好きな人には持ってこいです。
そして彼の描くジャングルやその島の秘密がまた凄い!キングコングの本物みたいだし躍動感も素晴らしい、活躍ぶりも凄ければアンを助けるキングコングはカッコイい!
オリジナルに忠実なリメイクだったので、1933年や1976年のものと、見比べてみるのもいいでしょう。
この「キング・コング」が、2007年初見の映画第10位でした。
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