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「ボディスナッチ」をお勧めします。

ホラーというよりは、サスペンスでした。

画像:body02.jpg説明
『赤い航路』での大胆な演技が注目を浴びたエマニュエル・セニエ主演によるサスペンスエロスです。
捕らわれた肉体、犯される運命・・・・、腕が、皮膚が、臓器が・・・知らない間に移植されていた・・・!?
誰もがその顛末に息を呑むであろう一級ノンストップ猟奇サスペンス映画でした、ハイレベルに仕掛けられた罠と人体移植という想像を絶する計画。息をつく暇もないテンポの良さと、誰もが驚愕するラストまで目が離せない作品です。
主演はロマン・ポランスキー監督夫人として知られる、「ナインスゲート」のエマニュエル・セニエです、共演にフィリップ・トレトンなどです。

ストリッパーのローラ(エマニュエル・セニエ)は、店の客だった男・マルコ(フィリップ・トレトン)と恋におちるのですが、突然の大事故に遭い、聴力を失ってしまいます。6年後、ふたりは結婚し、かわいい息子・ジャノ(クレマン・ブリラン)も誕生していました。実はジャノは自分が男の子だという自覚がないらしく、そのことを学校の先生に指摘されます。気になったローラが病院に相談しに行くと、そこにいた医者がマルコの元同僚だったと言うのです。マルコが医者だったことを知らなかったローラは、マルコの過去に疑問を持つようになるのですが……。


本国フランスやヨーロッパでは大人気のポランスキー監督の嫁エマニュエル・セニエが、元人気ストリッパーで愛する夫の恐ろしい正体に気がつき、本性を現した夫から息子と逃れるために悪戦苦闘するヒロインを演じます。
このエマニュエル・セニエは『ナインスゲート』などに出ていましたが、ヨーロッパや本国フランスで大人気だそうです、僕の好きなセレナ・グランデに似た美人さんでした。
それにしても『ボディ・スナッチャー』という似たような名前のこの手の映画の名作があるので、ネットでこの『ボディ・スナッチ』という題名で検索してもなかなか出てきませんでした。
ローラが耳が不自由なのにあまりに綺麗な言葉を話すのは、いくら中途障害だからと言ってもおかしかったですし、旦那のマルコが医者をしていたらしいと分かって途方に暮れるのは変だと思いましたが、段々とマルコの過去が暴かれていくところは良かったと思います。
畳みかけるように盛り上がりを見せる後半は見応えありました、マルコの正体が明らかになったりローラとジャノがマルコと対決したり、ラストも予想出来る感じでしたがなるほどなと思わされました。
特にジャノを演じた男の子は演技も上手かったですね、小さいながらも母親を必死に守って父親マルコの悩みも理解しているという、難しい役を
多分これはエロチック・ホラーに分類されてしまうんでしょうが、エロチックではなくても十分に楽しめました、お勧めします。