 | よそ者に慣れていないが、皆温厚で素朴な人ばかりが暮らす田舎町。だが調査にやってきた国勢調査員は、村の人口が十数年前からまったく同じ事に気づき…。 奇怪な事実を調べるうち、自分自身も村の抱える秘密に巻き込まれていることを知る主人公の姿を描いたミステリアス・ホラーです。 調査員の主人公には「 クライモリ 」「MAY -メイ-」のジェレミー・シストで、共演はレイ・エンスにシャーロット・サリヴァンなど。 監督はTVプロデューサーとしてドラマ「X−ファイル」などを手がけたマイケル・マックスウェル・マクラーレン。あとロックバンド“リンプ・ビズキット”のボーカル、フレッド・ダーストが俳優として共演しています。
一見、平穏で静かな村ロックウェル・フォールズ。そこへある日、国勢調査局員のスティーヴ(ジェレミー・シスト)が人口調査で訪れる。そして彼は、保安官助手ボビー(フレッド・ダースト)の協力を得て調査を進めていくうち、村の人口が何年も436人のまま変動していないことに気付く。さらに調査すると、村は何故かその人口数を保つため、一人産まれたり新しい住居人が来ると、その生け贄として代わりに誰かが命を落とす、という驚愕の事実を知るのだった。早速ここから逃げ出そうと試みるスティーヴ。しかし、逃げ場は閉ざされ、呪いの恐怖へ引きずり込まれていく…。
『呪い村436』。 それにしても凄い題名ですよね、『呪い村436』だなんて、まぁのどかな村が舞台だから正解ではありますが…。 のどかな田舎の村に隠された恐るべき事実を知った国勢調査官が、自分もその秘密に巻き込まれていくホラー映画です。 いきなりオープニングから"この村はおかしいな"と思わせてくれます、『呪い村436』の゛436゛の意味は映画開始5分後くらいにわかります、割と分かり易いホラー映画だと思いますよ。 この映画は『家族』と原題の『ポピュレーション=この場合は人口』が重要な意味を持っています、主人公のスティーブも2年前に愛する妻と娘を亡くしています、 調査当初から何か怪しいと睨んでいたスティーブですが、村に拘わるある436という数字と村の様子がおかしいと感じます、゛治療゛を受けているアマンダをやっとの思いで探し出して話しをしますが、彼女から衝撃的な話を聞くことになります。 この村の秘密ですがいきなり後半にあからさまに披露されます、あまりにあっけらかんと披露されるので僕も主人公のスティーブもあまりのことに度肝を抜かれます、物語はそこからドンドン進んでいき・・・。 宗教とホラーとは結構結び付くことが多くて、僕はあまりそれは好きではありませんが、この作品は割と良く出来ていて嫌ではありませんでした。 警官のボビー役のロックバンド“リンプ・ビズキット”のボーカル、フレッド・ダーストが若いジェイソン・ステイサムみたいで笑えました、かなり似てたと思います。 あまり大きな作品ではありませんが、なかなかラストまで見るものを楽しませてくれます、お勧めします。 |