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「地獄の変異」をお奨めします

洞窟の中の「エイリアン」みたいでした。

画像:thecave.jpg説明
実際にも無数の鍾乳洞が存在するというルーマニア・カルパチア山脈の奥地を舞台に、巨大洞窟の調査チームが遭遇する恐怖を描きます。光の全く届かない洞窟で、しかも迷路のような地下水脈を潜りながら探索するという、それだけでも息が詰まる設定の上に、謎のモンスターまで襲ってくるという二重、三重の恐怖が展開していきます。
悪魔のような翼を持つ怪物との死闘に加え、大規模な水中撮影を敢行した探検場面も見どころの一つです。出演は「コヨーテ・アグリー」のパイパー・ペラーボに「パパラッチ」のコール・ハウザー、ドラマ「LOST」のダニエル・デイ・キムなどです。


 ルーマニア・カルパチア山脈の奥深くで巨大な洞窟が発見された。そこはかつてテンプル騎士団を滅ぼした悪魔が棲むといわれた曰く付きの洞窟で、長らく封印されたまま忘れ去られていたのだ。洞窟研究の第一人者ニコライ博士(マーセル・ユーレス)によると、この洞窟には145キロもの水の流れがあり、その規模は地球最大クラスという。早速調査が行なわれることになり、腕のいいケイブ(洞窟)ダイバーが集められることになった。ジャック(コール・ハウザー)とタイラー(エディ・シブリアン)の兄弟を筆頭に、男勝りのチャーリー(パイパー・ペラーボ)らで構成された精鋭チームのメンバーは、危険だがまたとない冒険の機会に心躍らせるのだが…。


地底の巨大洞窟で、探検チームとモンスターの死闘を描いたパニック・ホラー映画です。
洞窟という閉ざされた環境で謎の進化を遂げた凶悪生物の恐怖もさることながら、無数の鍾乳洞を持った洞窟の迷路のような造形も不気味で良かったです。
『コヨーテ・アグリー』のパイパー・ペラーボが、久しぶりにヒロインという大役をやっているようだったので嬉しかったです、『パパラッチ』のコール・ハウザーも出ていました。
洞窟捜査で地下に巨大な川が流れている謎の巨大洞窟が見つかり、ダイバーの専門家のコール・ハウザーやパイパー・ペラーボが呼ばれます、その地下の巨大な洞窟で色々と事件が起こりますが…というお話しです。
モンスターの造形がエイリアンっぽかったのですが、ストーリーも影響を受けていたのかなかなか姿を現さない所も似ていましたね、しかし地下洞窟の中で巨大な独自の進化を遂げたという展開も面白かったです。
パイパー・ペラーボのファンとしては彼女が予想に反して早めにいなくなったのは残念ですが、コール・ハウザーが寄生生物の影響を受けたのかどうかというの謎や、ラストも少し凝っていて面白かったです。
確かに同系の「ディセント」や「エイリアン」と比べると頼りないし、エンターテイメントに走り過ぎているというトコロは見られますが、ソコソコ面白かったです、お勧めします。