 | 日本のTVドラマ「Pure Soul 君が僕を忘れても」を韓国で映画化し、同国の興行ランキングで3週連続、第1位をマーク。日本でも興収30億円の大ヒットとなり、TV「冬のソナタ」に続いて“韓流は泣かせる”というイメージを定着させた人気作です。 前半は主人公カップルの出会いを甘いムードで描き、後半は妻がアルツハイマーにかかって記憶を失くしていく急展開へ・・・・。記憶を失っていく妻を清楚なソン・イェジンが、そんな妻をひたすら愛する夫をチョン・ウソンが、それぞれ魅力的に熱演していました。 2007年3月に日本で同名のTVムービーが作られて、逆輸入現象も起きたそうです。
建設会社の社長令嬢スジン(ソン・イェジン)はある男性との不倫を終え、そのショックから夜の街をさまように歩く。その時に出会った青年チョルス(チョン・ウソン)とやがて再会し、運命に引き寄せられるように彼と恋に落ち、ついに結婚する。だが新婚生活の中、徐々にスジンは物忘れをするようになっていき、診察した医師は彼女が若年性アルツハイマーだと宣告。チョルスと愛し合った日々を忘れたくないスジンと同じ気持ちで、チョルスは彼女を支えようとするが……。
あんまり韓流の映画やドラマを見ない僕ですが、この映画の主題に惹かれて観ました。 若年性アルツハイマー病に冒され、愛する夫の記憶さえも失っていくヒロインと、そんな彼女を支え愛し抜く夫との究極の愛を映し出しています。 「デイジー」のチョン・ウソンが辛い過去を持つクールな夫チョルスを演じていますが、こういった役の方が似合っていますね、病気にかかり愛する夫の記憶も薄れてあく恐怖に怯えるスジンを、とても美しくて魅力的なソン・イェジンが演じていました。 前半部分は甘いラブ・ストーリーでした、親になかなか会ってくれないチョルスにスジンは「1人で生きていける?」と尋ねます、チョルスは「一緒に死ねると思うか?人生は1人で生まれて1人で死ぬんだ」と答えます、過去に妻子ある人との駆け落ち未遂のあるスジンに、親に捨てられて苦労した過去をチョルスが持っていることも明らかになります。 そして甘い結婚生活もすぐに終わりを告げるように、スジンの若年性アルツハイマー病が進行していきチョルスとスジンの苦悩の日々が始まります、実際にこんな病気になったら本当に困ってしまいますね。 愛する夫チョルスの名前を昔の恋人の名前ソンミンと呼んだり、色々大切なことも徐々に忘れていきます、スジンの最初のセリフ「人は一人で生きていけない」というのも最後にきいてきました。 チョルスのチョン・ウソンとスジンのソン・イェジンの演技も良かったです、ちょっと甘ったるい感じもしますが、ラストはラブ・ストーリーだからあんな終わり方で良かったのかなと思います、ちょっとイマイチな感じは僕はしましたが・・・・。 お勧めします、”真実の愛は強し”ということなのでしょう、映画ですからあんな甘いラストもいいかもしれません。。 |