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「ルール5」をお勧めします。

「ルール」シリーズとは、少し違いましたが・・・・。

画像:kazuroo1208.jpg説明
日本ではこの作品、都市伝説を主題にした人気学園ホラー・シリーズの第5弾と銘打たれ、「ルール5」の邦題で紹介されていますが、実のところ元の「ルール」シリーズとは無関係の作品です。けれども、ある学園に伝わる呪いの謎を解くべく風変わりな探偵一家が学園に潜入捜査に乗りこむという設定をはじめ、多彩な趣向が全編に凝らされていて最後まで楽しめる作品になっていました。
名作「愛と青春の旅立ち」のデヴィッド・キースや、今後の活躍が期待される若手女優レイトン・メーステルのキュートな魅力も要チェックです。


 ある学園で、エイベルという名前の男子生徒が、自分をふった失恋相手を殺害した後、自らも首を吊って自殺するという痛ましい事件があってから10年。その同じ学園で、生徒たちがなぜか、その呪われた少年の名を口にしながら錯乱状態に陥るという謎の怪事件がたて続けに起こる。父親のネイト(デヴィッド・キース)をリーダーに、家族ぐるみで怪事件の調査に取り組んでいるプロの専門家チーム、スプリングフィールド一家が、事件の捜査に乗り出し、学園の生徒たちと同年代であるスプリングフィールド家の兄妹、イライジャ(ダグラス・スミス)とエリーシャ(レイトン・メーステル)が転校生を装って、学内での潜入捜査を早速開始するのだが…。


青春ホラーの人気シリーズ『ルール』の第五弾です、ロジャース高校を舞台にヴェリタスという政府直属の怪事件の捜査をする一家と、ロジャース高校にまつわる『エイベル・フライ』の呪いを巡るホラー映画です。
今までの『ルール・シリーズ』というと”都市伝説”が主題となっていましたが、これは元の『ルール・シリーズ』とは違いました、良く見たら原題も全く違っていてスティーブン・セガール作品が皆『沈黙』と付けられてしまったように、これも青春ホラー映画だということで付けられてしまったようです。
呪われた学園を舞台にした謎解きや、恋の冒険が繰り広げられるという青春サスペンスになってました、純然なホラー映画とは言えませんでしたが意外と面白かったです、久し振りにデヴィッド・キースの元気な姿にも出会えましたし。
エリーシャの転校ばかりの悩みやイライジャの運転免許証の悩み、『エイベル・フライ』の呪いといじめられるイアンやクリスタルの悩みに、愛犬でスプリングフィールド家の一員のマックスの活躍など、 見どころも沢山ありました。
やっぱりエリーシャを演じたレイトン・メーステルは注目株でせすねね『CSI:マイアミ5』や『24』なんかにも出ていましたね、顔も可愛いけどそれなりに演技力もある子です、楽しみです。
標的にされるのがまたアメフト部員でしたが、やはりアメリカはアメフト部員が花形なんだと痛感させられました、野球や他のスポーツは駄目みたいでした。
ラストもホラー映画らしくない結末でしたが、それなりに面白い謎解き青春サスペンスでした、お薦めします。