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「バタリアン5」をお勧めします。

コメディ・ホラー映画の大傑作、『バタリアン』の5です。

画像:bata501.jpg説明
ゾンビ映画のパロディ的なコミカル要素で大ヒットを記録した1985年の第1作に始まる人気シリーズの第5弾です。今回は、前作の騒動を生き延びた主人公たちが、進学先の大学でまたしてもゾンビの群れに襲われるという説明でしたが、役名とキャストだけが同じでピーター・コヨーテの役柄以外は全くの別人でした。おそらく、制作費の節約という制約でこうなったと思われますが、もうちょっと関連性を持たせるとか感情移入出来るとかして欲しかったです、でも結構面白かったです。
彼らの戦いに加え、キャンパスを埋め尽くすゾンビと軍精鋭部隊??との死闘も見どころです。加えて第1作に登場して人気を集めた、ゾンビ“タールマン”の復活も見逃せないところです!!監督は前作に続きエロリー・エルカイェムが担当してます。


 育ての親である叔父ギャリソン(ピーター・コヨーテ)が突然亡くなり、大学生ジュリアン(ジョン・キーフ)は悲しみの中で叔父の荷物を整理していた。その矢先、彼は地下室で叔父が隠していたらしい薬品を発見する。ジュリアンは化学に詳しい友人コーディー(コリー・ハードリクト)宅に薬品を持ち込むが、彼にもその正体は分からなかった。だがコーディーはその薬品がドラッグとして使えることを発見し、ジュリアンに黙って学校で売りさばき始める。“Z”と名づけられた薬は口コミで評判となり、瞬く間にキャンパス中へと広まって行った。だが、実はその薬こそは人間をゾンビに変えてしまう化学兵器“トライオキシン5”だったのだ。


聞くところによると、本当はトビー・フーパーが監督する予定だったらしいですね、『バタリアン 4と5』は・・・・、トビー・フーパーによる『バタリアン』も観てみたかったですね。
お馴染みコメディ・ホラー映画の大傑作『バタリアン』の5です、前作4で人間をゾンビに変える化学兵器トライオキシンが、ピーター・コヨーテ演じるギャリソンに持ち出されてそれが新種の麻薬となって大学に蔓延し、キャンパスはゾンビの巣窟と化してしまいます!
ゾンビの恐怖にコミカルな要素を加えた人気ホラーの第五弾です、前作がああいうラストだったし登場人物も何人かダブっていたので、『バタリアン・シリーズ』初の2話に渡っての作品かと期待しました。
ほんとにこれは結構期待していたんですよ、前作の登場人物が引き続き登場すると言うことでしたし、役名も同じで成長した彼等が見られるということでしたので・・・・・。
しかし前作と同じなのはピーター・コヨーテ演じるギャリソンとトライオキシンだけで、同じ登場人物が全く違う役を演じているとしか考えられずに少し残念だったんですよ、予算節約という事ですかね?
だから『バタリアン 4』のラストのもの凄い”中途半端感”も、多めに観る事にしてあげたんですけどね・・・・、これはこれで面白いんだけれどなんか
ちょっとガッカリしましたがこの『バタリアン』も、大学を舞台にした『脳ミソくれ〜』のオン・パレードで結構楽しめる作品でした、『タールマン』も4よりも見事に現れましたしね。
ギャリソンの甥ジュリアンとその彼女ジェニー、ジェニーの弟のジェレミーにコーデイーを中心にストーリーは展開していきます、『バタリアン・シリーズ』らしく”肉食反対”のTシャツを着た男が出てきたり、”メン・イン・ブラック”を意識しているとしか思えないコンビが出てきたり。
ジェニー役のジェニー・モーレンは可愛かったです、立派に”バタリアンのヒロイン”を演じていたように思います、ベッキー役のエイミー=リン・チャドウィックの扱いは酷かったですが・・・・。
タールマンのヒッチハイカーには笑えました、ラストもこの『タールマンのヒッチハイカー』が締めてくれて楽しかったです。
お勧めします、もうちょっと前作4との関連を持たせたらもっと面白かったんじゃないかと思っていますが、楽しい『バタリアン・シリーズ』でした。