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「チキン・リトル」をお勧めします。

ディズニー初の、オリジナル・フルCGアニメです。

画像:chi01.jpg説明
偶然、宇宙人の赤ちゃんと知り合うことになったチキン・リトルと仲間たち。迷子の赤ちゃんを早く宇宙船に返さなければ、誘拐と勘違いした親宇宙人が町を攻撃してしまう!?ディズニー自社製作による、初の単独でのフルCGアニメーションのファミリー・ムービーです、1700年代のイギリスの童話を基に、立派な親の期待に応えられずに悩む内気な少年チキン・リトルの葛藤、宇宙人の赤ちゃんを巡るコミカル・アクションなど、現代的なアレンジを加えて長編化したものです。従来苦手とされていた羽毛の表現や2Dアニメ風のデフォルメ表現など、進歩したCG技術も見どころです。
また、ゲイリー・マーシャルにパトリック・スチュワート、ジョーン・キューザックにスティーヴ・ザーンなど、豪華な声優陣も最近の流行りみたいです。




チキン・リトル(声 ザック・ブラフ)は内気でさえない男の子。ある時彼は空から奇妙なかけらが落ちてくるところを目撃して大騒ぎを起こすが、町の人々は彼をウソつき少年としてトラブルメーカー扱いする。尊敬する父親バック・クラック(声 ゲイリー・マーシャル)にも信じてもらえなかったことで、ますます自信を失うリトル。そんなとき、彼は再び“空のかけら”を発見する。変わり者の仲間たちアビー(声 ジョーン・キューザック)やラント(声 スティーヴ・ザーン)やフィッシュとかけらの正体を追うリトルは、なんと大きな宇宙船に遭遇。かけらは宇宙船のパネルの一部だったのだ。やがて宇宙船団が姿を現わし、町が大騒動に陥る中、リトルたちは迷子になった宇宙人の赤ちゃんと知り合うのだが…。



ディズニーがおくる初の単独でのフルCGアニメーションです、いつも失敗ばかりしている『ディズニー史上最もツイていないキャラクター』のチキン・リトルが、宇宙船団に襲われた皆を守るために大活躍、おまけに迷子になったエイリアンの子供を救おうと奮闘します。
オープニングから楽しませてくれる内容でしたが、初めのほうに街の混乱に合わせてインディアナ・ジョーンズの『レイダース失われたアーク』の有名な一場面が出てきました、他にも『スターウォーズ』や『宇宙戦争』など沢山の有名映画のパロディがありました、ラストには○○○も出てきました。
学校の授業にヒツジ語の科目があったり、チキン・リトルやブサイクなアヒルのアビーに豚のラント、魚のフィッシュら仲間達が『その他チーム』に分けられていて、『人気者チーム』と別れているのが面白かったです。
とにかく”ディズニー史上最もツイていないキャラクター”のチキン・リトルが、本当に最初はドジで失敗ばかりなのが笑えました、でも何があってもメゲずに挑戦し続ける姿が良かったです。
『空が降る』事件からチキン・リトルが野球でマグレの大活躍で立ち直る姿も良かったですが、親子の問題も滲ませているのも見事でした。
ラストもちょっとハリウッド映画を皮肉るというか、お遊びがあって楽しかったです、エイリアンが毎年ドングリを拾いに地球に来ているというのも笑えました。
お勧めします、スピルバーグの”ドリーム・ワークス”は『めでたしめでたし』的な映画はダメだと言っていますが、『シュレック』以降はとってつけたようなラストの多い”ドリーム・ワークス”よりも、ディズニー・アニメの方がいいです。