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「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」をお勧めします。

キーファー・サザーランド、いいですね。

画像:Sentine03.jpg説明
同じくシークレット・サービスを題材にした「L.A.大捜査線 狼たちの町」の原作者、ジェラルド・ペティヴィッチによる「謀殺の星条旗」を、「S.W.A.T.」のクラーク・ジョンソン監督が映画化した緊迫編です。
米大統領の警護やニセ札事件を担当するシークレット・サービスだが、そんなエリートたちの知られざる世界を取り上げながら、大統領暗殺計画の顛末に肉薄。意外な展開から目が離せなくなるハリウッド産娯楽映画らしい一編でした。
主演は「アメリカン・プレジデント」のマイケル・ダグラスと、TV「24」シリーズのキーファー・サザーランド。共演はTV「デスパレートな妻たち」のエヴァ・ロンゴリアに、「L.A.コンフィデンシャル」でオスカーに輝くキム・ベイシンガーです。


 かつてレーガン大統領を暗殺から救ったベテランのシークレット・サービス、ギャリソン(マイケル・ダグラス)は、今も大統領警備の任に就いているが、彼の同僚が自宅の前で殺され、ギャリソンの教え子ブレッキンリッジ(キーファー・サザーランド)が新人捜査官ジル(エヴァ・ロンゴリア)と共に捜査に。ブレッキンリッジの元妻がギャリソンと浮気した過去のせいで、両者の間には深い溝があった。そんなブレッキンリッジが、大統領暗殺計画を進めるシークレット・サービスを突き止める任務も命じられる。ギャリソンがファースト・レディのサラ(キム・ベイシンガー)と付き合っていると密告があった頃、大統領が乗ったヘリが何者かに撃墜される非常事態が……。


『アメリカン・プレジデント』のマイケル・ダグラスと、『24』などで今一番ホットな男キーファー・サザーランド共演の、ポリティカル・サスペンスです。
しかし昔のヤング・スターとしての大活躍から『ジュリア・ロバーツにふられた男』になり、ドン底まで落ちて『24』シリーズで見事にカムバックしたキーファー・サザーランドは凄いですね。
『アメリカン・プレジデント』などで政界映画はお手の物の、トップで輝き続けるマイケル・ダグラスも素晴らしいです。
大統領暗殺計画の汚名を着せられた敏腕エージェントのマイケル・ダグラスと、元は親友同士だった彼を疑う捜査員のキーファー・サザーランドとの掛け合いを、スリリングに描いています。
手に汗握る展開に先読みの出来ないストーリーはお見事、ダグラスとサザーランドの迫真の演技合戦は見物です、特にキーファー・サザーランドの捜査官役は『24』のジャック・バウワーとはまた一味違った感じでカッコ良かったです。
大統領夫人役の『50を超えても色っぽい女』キム・ベイシンガーも素敵でしたが、昨シーズンのNBAファイナルのMVPパーカー夫人のエヴァ・ロンゴリアが、サザーランドの下の新人捜査官役に扮していて魅力的でした、心配した『新人捜査官役』というのも上手くこなしていましたよ。
二人とも手馴れた感じで美味くできた映画でした、ちょっと物足りない感は残りましたが面白かったです、お勧めします。