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「サイレントノイズ」をお勧めします。

ミスター”バットマン”のマイケル・キートンが、主演してました。

画像:sn03.jpg説明
TVのモニターやラジオの音声といったAV機器を通して死者が異界からこの世へ向けてメッセージを送ってくる“EVP(Electronic Voice Phenomena=電磁音声伝達現象)”という現象。このあまり聞き慣れない超常現象を映画で初めて本格的に取り扱い、全米で初登場No.2とスマッシュ・ヒットを記録したのが本作です、僕も初めて“EVP=(電磁音声伝達現象)”というのを聞きました。
主演は「バットマン」でおなじみのマイケル・キートン。共演にデボラ・カーラ・アンガーやイアン・マクニースなど。
監督は、英国のTV界で注目を浴び、今後の活躍が期待される新鋭ジェフリー・サックスが務めました。



 建築家のジョナサン・リバース(マイケル・キートン)は再婚した妻アンナ(チャンドラ・ウェスト)と前妻の子供マイケルと3人で幸せな日々を送っていた。そんなある日、アンナが行方不明となってしまう。途方に暮れるジョナサンの前に、謎の男レイモンド(イアン・マクニース)が現れる。彼は、アンナは既にこの世にはなく、EVPに録音されたアンナの“声”を聞いたとジョナサンに告げるのだった。最初は相手にしなかったジョナサンだったが、やがて事故死したアンナの遺体が発見される。その後も不可解な現象に遭遇したジョナサンは、ついにレイモンドのもとを訪ねる決心をするのだったが…。


あの『ミスター・バットマン』のマイケル・キートン主演の、アメリカでもスマッシュ・ヒットしたホラーです、『サイレントヒル』にも出ていたデボラ・カーラ・アンガーも共演してました。
またマイケル・キートンが戻って来たみたいで嬉しいです、最近はあまり出演作に恵まれていませんでしたからね。
マイケル演じる建築家のジョンは、妻で小説家のアンナが妊娠していることを知らされて喜ぶんですが、その愛する妻が行方不明になります。
ジョンは生きていることを信じながら待ちますが、ある見知らぬ男レイモンドから『あの世の奥さんの声を聞いた』と言われます、息子を亡くした自分も同じように経験したと言いますが、ジョンは相手にしません。
ところが妻アンナの遺体が見つかり…という、ハリウッド映画のホラー作品には良く見られる感じの展開でしたが、この映画は『EVP』というあまり聞き慣れない現象をテーマにしていることに、何か新しいモノを感じました。
"EVP"とは『電子音声現象』というもので、レイモンドは『自分は霊媒師でもなんでもないが、死者の方から接触してくる』と言い、死者の声が聞けて姿も見られて記録も出来ると話します。
これこそがこの映画の最大のテーマで、大ヒットに繋がった要因だと思います。
ジョンは自分でもとりつかれたように録音を始め『スージー』という声を録音しますが、レイモンドは奥さんみたいに良い霊ばかりではないと諭します、そんなある日レイモンドが不審な事故で亡くなってしまい、ジョンは婚約者を亡くしてレイモンドに救われたサラ・テイト(デボラ・カーラ・アンガー)とこの謎解きをはじめますが・・・・・
ラストはちょっとアクションなんかの要素も入ってきますが、ジョン(マイケル・キートン)が謎を解いていく過程なんかも良かったです、こんなラストも予想は出来たけど良かったと思います。
なかなかアカデミックなホラーでした、お勧めします、マイケル・キートンやっぱりカッコ良かったです。