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「ドミノ」をお勧めします。

”ネコ・パンチ”のミッキー・ローク、渋くてカッチョいいです。

画像:domino03.jpg説明
モデルから転進して女性バウンティ・ハンターになった異例の経歴を持つ、ドミノ・ハーヴェイ(本作の全米公開直前の2005年6月27日に他界)。ハリウッド・スターのローレンス・ハーヴェイを父に持ち、自身もモデルとして活躍しながらも、いつしかバウンティ・ハンター(米国では、専門の金融業者から保釈金を借りながら逃亡してしまった犯罪者を追う、現代の賞金稼ぎともいうべき“バウンティ・ハンター”という職業がある)への道を歩み始めた実在の女性ドミノ・ハーヴェイの、り型破りな人生を映画化したものです。
主演は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキーラ・ナイトレイ、共演にミッキー・ロークやクリストファー・ウォーケンにエドガー・ラミレス、ルーシー・リューにデルロイ・リンドなどです。
監督は「マイ・ボディガード」のトニー・スコット。なお、奇しくも本作の完成と相前後して、35歳になるドミノ本人が自宅の浴槽で不慮の死を遂げる(おそらく薬物中毒で)という訃報が伝えられ、関係者や映画ファンを驚かせました。


 名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてロンドンに生まれ、何不自由ない恵まれた生活を享受するドミノ(キーラ・ナイトレイ)。しかし、父はドミノが幼いときに亡くなり、母は再婚相手探しに夢中。上流階級の生活に、空虚さばかりを感じてしまうドミノだった。やがて15歳となり美しく成長したドミノはトップ・モデルとして活躍する。しかし彼女の心が満たされることはなかった。大学進学後も荒れた生活が続く。そんなある日、新聞で“バウンティ・ハンター募集”の文字を目にした彼女は、自分が求めていた何かがそこにあると確信するのだった。ベトナム帰還兵のエド(ミッキー・ローク)をリーダーとするハンターのチームに加わったドミノだが、1000万ドルが強奪された事件がこじれて、FBIから事件の首謀者として誤解されるピンチに……。


スーパー・モデルから現代の賞金稼ぎ=バウンティ・ハンターに、転身した実在の女性ドミノ・ハーヴェイを、キーラ・ナイレイが体当たりの演技で挑みました。
いきなりオープニングから笑えました、『これは真実の物語…おおよそ』と出るのですが、なんか素直で笑えました。
『賞金稼ぎ』なんていうと、お尋ねものを捕まえて・・・・・なんて職業を想像してしまいますが、専門の金融業者から保釈金を借りながら逃亡してしまった犯罪者を追う、という立派なお仕事なのだそうです、“バウンティ・ハンター”と聞くとそうかと思いますね。
ルーシー・リューがFBI捜査官役で出ていましたが、僕はルーシー・リューが『チャーリーズ・エンジェル』の頃からそんなに綺麗だとは思っていないので、こういう役は似合っていると思いました。
この捜査官の質問にドミノが答えるカタチで物語が始まります、ドミノは有名俳優の娘で可愛がられて育ちましたが、父の死語母は金持ちと再婚してドミノと金魚のサミーは寄宿学校に入れられます。やがて金魚のサミーが死んで一人ぼっちとなり、一つのものに愛情を注がないようにと学びます、これが彼女の人生の転機になったと言ってもいいでしょう。結構この金魚の話は、最後までよく出てきます。
ミッキー・ロークがタフで刑務所の暴動で爪先を亡くした強者のエドを演じていました、なかなか渋くてカッコ良かったです、”ネコ・パンチ”以来評価が下がりっぱなしですが、凄くカッコ良かったですね〜。
クリストファー・ウォーケンがテレビ・マン役で出ていました、凄く面白くてなんか笑えました、クリストファー・ウォーケンって思いっきりおかしな役か思いっきり普通の役が似合いますね。
ラストにドミノが命を救った少女に語りかけます、すると『いつか彼女に、ドミノって女がこう答える、”物語の結末は1つ”と、人はいつか死ぬ』とドミノが言います、チョットかっこよかったです。
ラストのラストに本物のドミノが出てきます、凄く綺麗でした!亡くなってしまったのが残念です、お勧めします。