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「怨霊の森」をお勧めします。

パトリシア・クラークソン、やっぱり怖いですね・・・・。

画像:moli1014.jpg説明
長編デビュー作「MAY -メイ-」で注目され、ホラー界のビッグプロジェクト「マスターズ・オブ・ホラー」にも抜擢された俊英ラッキー・マッキーの長編第2作です。
孤独な少女を主人公に、深い森に幽閉されたような全寮制の学園を舞台にしたスピリチュアルなホラーストーリーが展開します。マッキー監督は今回、直接的なショック場面よりじわじわと忍び寄るような雰囲気を重視した演出を見せ、もう一つの主役とも言える“森”の不気味さを際だたせました。
主演は「ヴェノム 毒蛇男の恐怖」のアグネス・ブルックナー、「悪魔の棲む家」のレイチェル・ニコルズなどの若手女優達が好演しています。共演には「死霊のはらわた」のブルース・キャンベル、「エイプリルの七面鳥」のパトリシア・クラークソンなども出ていました。


 問題児の少女ヘザー(アグネス・ブルックナー)は、両親から捨てられるように深い森に囲まれた全寮制の女子学園に転校させられた。厳しい規律に縛られた学園の空気になじめない上、優等生のサマンサ(レイチェル・ニコルズ)を始めとする同級生たちの新入りいじめに遭うヘザー。なんとか初日を乗り切り、ベッドに入った彼女だったが、今度は森から聞こえる囁き声にうなされ、目を覚ましてしまう。薄明かりの中で彼女が見たものは、空いているはずのベッドに座る血まみれの少女の姿だった。やがてヘザーは、学園で生徒たちが1人、また1人と姿を消している事実を知るが…。



はじめからダークな雰囲気がビンビンの映画でした、しかも人里離れた森の中にある全寮制の女子校が舞台なんて、学園ホラーにはもってこいの設定でした。
生徒たちは夜になると森と学校にまつわる怖い話で盛り上がります、自殺をはかって入院しているアンの様子と共に。
なかなか全編を通してダークな雰囲気がいいです、パトリシア・クラークソン達学校の教員たちも凄く怖いです、代々伝わる魔女の話も適度に怖くて良かったです。
しかしやっぱりヘザー役のアグネス・ブルックナーも良かったですが、校長のトラヴァースを演じたパトリシア・クラークソンのそこはかとなく漂う恐ろしさは凄かった、何もしなくても画面にチラっと映るだけで恐いです。
ブルース・キャンベルがらしくない役で出演してました、ファンとしては嬉しいですが最近はパッとした役が回ってきませんね、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」の牧場王ゴードン役は良かったけど、また「 死霊のはらわた 」みたいなブッ飛んだ役をやってほしいです。
お勧めします、どこか古めかしくも背筋が詰めたくなるような映画でした、"森"の持つ神秘的な雰囲気もいいです。