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「テキサス・チェーンソー ビギニング 」をお勧めします。

もっと長いほうが・・・・。

画像:texascmb01.jpg説明
実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにしたトビー・フーパー監督のカルト・ホラー「悪魔のいけにえ」を、現代風にリメイクした「テキサス・チェーンソー」の続編になります。時代はベトナム戦争の激化する60年代末に遡り、狂気の一家の手に落ちた若者たちの運命と、殺人鬼レザーフェイスの誕生を描いています。
監督には「 黒の怨(うらみ)」で注目された、俊英のジョナサン・リーベスマンが抜擢されました。新たな絶叫ヒロインに選ばれたのは、「姉のいた夏、いない夏。」のジョーダナ・ブリュースター。前作以上に痛さもグロテスクさもアップしたショック場面は、ナカナカの迫力でした。



 ベトナム戦争が激化する1969年。18歳のディーン(テイラー・ハンドリー)とその兄エリック(マット・ボーマー)は、ベトナムへと旅立つ前の最後の週末に、それぞれのガールフレンド、ベイリー(ディオラ・ベアード)とクリッシー(ジョーダナ・ブリュースター)を伴いテキサス縦断の旅へと繰り出した。しかし途中で、暴力的なバイカーのカップル、ホールデン(リー・ターゲセン)とアレックス(シーアー・バッテン)に出くわし、追ってくる彼らから逃げようとして、4人の乗った車は事故に遭ってしまう。車外に投げ出されたクリッシーが茂みに隠れ様子をうかがっていると、車内に取り残された3人がアレックスに脅されているところに、保安官のホイト(R・リー・アーメイ)がやって来る。そして、いきなりアレックスを射殺し、エリックたち3人をパトカーの後部座席に押し込むと、そのまま連れ去ってしまうのだった…。


トビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」の続編だというわけではなく、題名からも分かるようにジェシカ・ビール主演の「テキサス・チェーンソー」の続編になります。
あの”レザーフェイス”を中心とした殺人一家が、いかにしてあのような”殺人一家”になってしまったのかを描いていますが、こちらが予想できるような事ばかりでチョット新鮮味にかけてしまった感じを受けました。
何故ホイトは保安官になれたのか、何故モンティ老人は車椅子の生活になってしまったのか、そして今回明かされるレザーフェイス誕生の秘密とは・・・・・・。
と書くとなんか凄いですが本当に凄いのはホイトのテンションの異常な高さと、「実はトーマス=レザーフェイスは養子だった!?」という事実ぐらいで、こちらもちょっとガッカリでした。
でもホイトが保安官になって「女は制服の男が好きだ」なんて言わせてみたり、レザーフェイスのトーマスが初めてチェーンソーを使ったイキサツなど、興味深いシーンも多々ありました。
「 黒の怨」のジョナサン・リーベスマン監督らしく、映像なんかは「これは!!」といあうシーンもいくつかありました、トーマスが代名詞となる"レザーフェイス"を作り出した過程も少し出てきます、結構エゲツナかったです。
ヒロインにジョーダナ・ブリュースターを持ってきたのはいいですが、『ビギニング』ですからこういうラストになるのはある程度は想像がつきます、もっと時間をかけてもいいからこのジョーダナ・ブリュースターにエリック・ディーン兄弟、ベイリーの時間をとって欲しかった気がします。
ヒューイット家のイカレ具合ももっと悪ノリするぐらいでも良かったです、これでも良かったですが。
お勧めします、この「テキサス・チェーンソー ビギニング 」でヒューイット家の秘密もある程度分かります、特にホイト保安官のイカレ具合は最高でした。