 | 史上最も革新的と言われた伝説のテレビ・ドラマ「マイアミ・バイス」が、20年の時を経て帰ってきました。スタイリッシュな刑事が活躍するかつてない犯罪ドラマとして、80年代に熱狂的なブームを巻き起こしたドラマです。 ファッションと音楽の話題性で、深夜放送にも関わらず日本でも高視聴率を記録しました。 映画ではドラマのファッション性は払拭され、骨太の潜入捜査ドラマが展開されたりしています、凄い緊張感でした。 監督は、『ヒート』『コラテラル』など、アクションや社会派ドラマで闘う男を描くことを得意とするマイケル・マン。 主演は、『S.W.A.T.』『 リクルート 』などで、野性味溢れる演技を見せているコリン・ファレルと、『コラテラル』でも監督とタッグを組んだジェイミー・フォックス。共演に「SAYURI」の美女、コン・リーに、「 パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのナオミ・ハリスなどです。
FBIなど合衆国司法機関による合同捜査の情報が麻薬密輸コネクションに漏洩し、合同捜査の関係者が次々に殺される非常事態が。そこで合同捜査に関係がない、マイアミ=デイド郡警察の潜入捜査官コンビ、ソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)が情報漏えいルートを探る任務に抜擢される。 2人は密輸品の運び屋になりすまし、南米コロンビアに乗り込んで巨大組織と接触してニセの取引を持ちかける。やがてクロケットは、組織の重要な地位にいる謎の美女、イザベラ(コン・リー)と好意を抱きあうようになるが……。
『オリジナルってこんなにシリアスだったか?』と思うほど、緊張感漂う映画に仕上がっていましたね〜。 とにかくファレルとフォックスがカッコイいです!オープニングから直ぐに事件が始まって、見ているこちらをグイグイと引っ張ってくれます。 麻薬組織に大切な情報屋を殺されて、コリン・ファレルとジェイミー・フォックスが潜入するのですが、2人共手馴れた感じがしてソツがないというか無理のない感じでした。 本当に2人がカッコイくて参りました、ファレルもフォックスもメチャメチャ渋くてカッコいいですね、多分僕が見た2人の映画で一番だったかも。 また、こういった映画には主役以外の大事な仲間が、悲惨な最期をむかえることがあるなんですが、皆危ない橋を渡っているのに誰一人欠けることなく任務を遂行するという彼等の仕事ぶりにも感動しました。 もう少し長くしてファレルとジェイミーの姿に、もっと迫ってもいいと思いました、そのくらいシリアスでカッコいい映画でした。 お勧めします、この臨場感と緊張感を是非、あなたも味わってください。 |