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「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」をお勧めします。

3作目は東京が舞台です。

画像:ws3tokyodrift.jpg説明
物語的に前2作と関係はなく、前2作を未見の人がいきなり見ても楽しめる痛快編です。
米国の改造車マニアの間で日本のスポーツカーが人気が高いという現実を反映させてきたシリーズですが、ならばと東京に乗り込んで、本格ロケまでしてしまったのはさすがハリウッド流です。
日本の若者たちを米国人風に描いた“やりすぎ感”も、むしろカッコよく描いてくれたと感謝したくなる人もいるかもしれませんね。日本人の役にもっと日本人俳優を起用していたら、日本でもヒットしたかも……という点は惜しいです。
出演は「ジャーヘッド」「スリング・ブレイド」のルーカス・ブラック、ラッパーのバウ・ワウ、「 間宮兄弟 」の北川景子やワハハの柴田理恵さんなんかも出ています。



カリフォルニアの高校生ショーン(ルーカス・ブラック)は車好きが高じてたびたび警察の厄介になっている問題児。ある日、ついに大きな事故を起こしてしまい、少年院行きが確実となる。それを逃れるため、ショーンは軍人の父を頼って日本へとやって来る。
日本での高校生活に馴染めずにいたショーンは、留学生のトウィンキー(バウ・ワウ)に声をかけられ、深夜の立体パーキングで行なわれるアンダーグランドのカー・レースに誘われる。
そこでショーンは、“ドリフト・キング”のD.K.(ブライアン・ティー)にいきなり勝負を挑まれ、完敗してしまう。しかしこれをきっかけに、ドリフト・レースという未体験の世界にハマっていくショーンだったが…。



 いやぁ、ルーカス・ブラックがカッコよく成長していたのにはビックリしました、「アメリカン・ゴシック 」や「スリング・ブレイド」から10年以上も経つんですもんね。
すっかりイケメンの男になっていました、「ジャーヘッド」を見るのが楽しみです。
舞台設定が東京なのでちょっと心配していました、悪い続編の見本のような設定でしたから、ヒドい作品になっていないかと思っていました。
ところがキチンと東京の街並みが出てくるし、主人公は学ラン着て高校通って、柴田さん演じる日本の先生に上履き(アメリカはどこも土足でしょ)注意されるし…。キチンと日本と東京をフィーチャーしてくれてました、日本語や日本人もちゃんと使われていたし。
ただ主要キャストの日本人役は英語力の差からか、一目で東洋人だどけ日本人ではないと分かる役者さんでした、無理矢理の日本語も残念でした。
せめて敵役のタカシだけでも日本人を使って欲しかったです、モリモトって役のヤツよりはマシだったけど、やっぱり無理な日本語話してました。だから北川景子チャンの頑張りは嬉しかったです、妻夫木クンは監督の強い要望で出演したみたいですが、彼が出ていてくれたらもっと面白くなっていたでしょうね。
ショーンの相棒的な役どころのバウ・ワウ演じるトゥインキーの携帯が、僕と同じG’zOneだったのには笑えました、しかも全く同じ緑色のバージョンでした。
ラストの登場人物にはビックリしました、亡くなったハンの友達でアジアのキングという事だったので、誰が出てくるかと思ったら・・・・。結構感動しました、千葉真一の存在感にも感動しましたが。
他にもKONISHIKIや”ホンモノのドリフト・キング”がカメオ出演してました、渋谷の道玄坂でよく撮影なんか出来たなとも思いました、お勧めします。