 | カリブの小島を統括する司令官の娘が、結婚式を控えたある日、慣れない車で地元の青年を轢いてしまった! この事故をきっかけに恋に落ちる2人の姿を軸として、海の汚染を司令官に直訴しようとしていた青年たち地元住民とのドタバタ、そして司令官の座を狙う側近たちの陰謀がにぎやかに展開するラブコメディです。 ヒロインには「トレーニング デイ」のシャーロット・アヤナ、地元の青年には「GOAL!」3部作の主演に抜擢されたクノ・ベッカー。他に、司令官には「 CSI:6 科学捜査班」にもゲスト出演していたA・マルティネスに、悪徳弁護士に「ロルカ、暗殺の丘」のイーサイ・モラレスなどが出演していました。
カリブ海に浮かぶ小さな島。海の汚染で漁が出来なくなった地元住民たちは、他の仕事もなく、行政からの支援もなく困り果てていた。島の司令官(A・マルティネス)は島民への援助金を出し続けていたのだが、側近である弁護士ピネーダ(イーサイ・モラレス )がその金を着服していたのだ。そんな中、1週間後に結婚式を控えた司令官の娘マルガリータ(シャーロット・アヤナ)は、慣れない車で外出し、うっかりと地元の青年ロヘリオ(クノ・ベッカー)を轢いてしまった。幸い怪我は軽かったものの、彼女はロヘリオを自宅に運んで療養させることに。だが、かいがいしいマルガリータの姿を目にし、彼女の婚約者マノロ(クリスティアン・デ・ラ・フエンテ)はロヘリオを敵視して…。
小さな作品ですしまとまりも足りなかったけど、可愛らしい映画ではありました、もう少しピネーダと婚約者のマノロの悪事を暴くシーンは、丁寧に描いて欲しかったですが。 まずマルガリータ役のシャーロット・アヤナが、とても美しくて魅力的で可愛らしかったです、「トレーニング・デイ」や「ブルー・イグアナの夜」など他の映画でも観たことはありましたが、主役級やヒロインはあまり演じた事はありませんでしたからね〜。 もう一人の主役のロヘリオ役のクノ・ベッカーもなかなかの2枚目でした、もう少し彼を魅力的に魅せるエピソードを挿入するとか、彼の人間性をこちらが理解出来るような話を増やしてくれたら、もっと良い映画になったのではと思います。 世間知らずのお姫様がちょっとした冒険をして、村人たちの生活や文化を体験し、成長していくといった『プリンセス・ストーリー』のある意味王道とも言える作品でした。 映画のランニング・タイムが短いので、これが精一杯なのかも知れませんが、もっと丁寧で細かい所もしっかりと作って欲しかったです。 ナカナカ可愛らしい作品ではありました、スターチャンネルやWOWOWで放映しましたが多分DVDにはなっていないでしょう、皆さんの目に触れる機会が無いかもしれませんがお勧めしておきます。
|