 | アニメならではのスピード感と躍動感で、老若男女が文句無く楽しめる大ヒットCGアニメ待望の第2弾は、地球温暖化や自分はいったい何者なのかといったアイデンティティの危機など、重要且つ深いテーマを盛り込んだサバイバル・ストーリーとなりました。僕はどちらかといえば、この「アイス・エイジ2」の方が好きだったかな、結構イイ出来だったと思います。 前作で人間の赤ちゃんを救ったナマケモノ・マンモス・サーベルタイガーの異種混合トリオに、いたずら者のフクロネズミの兄弟と自分を「フクロネズミ」だと思っている女マンモスら新キャラクターも加わり、壮大なミュージカル・シーンまで挿入されていました。 動物たちの表情や動作はもちろん、体毛一本一本にまで命を吹き込むアニメーション技術の進歩は留まるところを知らず、氷が解けた後の水の描写にも驚かされました。相も変わらぬ執念でドングリを追いかけ続ける、愛すべきリスの祖先スクラプトが健在なのもうれしいです。 監督は「アイス・エイジ」や「ロボッツ」などでクリス・ウェッジと共同監督だった、カルロス・サルダーニャが務めています、クリス・ウェッジはスクラプトの声?だけに集中のようです。 ジョン・レグイザモにデニス・リアリーにレイ・ロマノの前作からのトリオに加え、クイーン・ラティファやジェイ・レノ、ショーン・ウィリアム・スコットらが新しく声優陣として仲間入りしました。
約2万年前の地球には温暖化の波が押し寄せ、氷河期(アイス・エイジ)は終わろうとしていた。谷の動物たちは、ウォーター・スライドや波のプールで大はしゃぎ。以前の冒険の旅ですっかり友情を育んだマニー(声 レイ・ロマノ)、シド(声 ジョン・レグイザモ)、ディエゴ(声 デニス・リアリー)の3匹もこのポカポカ陽気を満喫していた。しかし、アルマジロのものしりトニー(声 ジェイ・レノ)やハゲワシが“このままだと5日後には大洪水が起こる”と警告する。そして実際に、水を堰き止め、谷を守っている氷壁が割れ始める。谷の動物たちは生き残りを懸け、水の少ない谷の反対側へと、大移動を開始するのだが…。
この作品、「アイス・エイジ」はディズニー映画だと思っていたのですが、そうではないようでしたね、とてもよく出来たアニメに仕上がっていると思います。 前作で友情を築いたマンモスのマニーとナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴの3匹はそれぞれに小さい悩みを抱えながらも仲間達と平和に暮らしていたが、地球温暖化が進み氷河が解けて大洪水の危機に見舞われてしまう。3匹は地球を救うため、新たな冒険の旅に出ることを決意するが……、というお話です。 「地球温暖化」というタイムリーな話題を取り入れながら、マンモスのマニーは果たして最後のマンモスなのか・・・・・といった話題やディエゴは泳げるのか、シドはどうして王様になったのか・・・・・・といった様々な問題も起こります。 今回は自分を”フクロネズミ”だと思っているマンモスのエリーを、クイーン・ラティファがとても好演していましたね、クイーン・ラティファはとてもいい声をしているからいつか声優をして欲しいと思っていました。 自分を”フクロネズミ”だと思っているマンモスなんて、ちょっと無理あるんじゃないの??なんて思っていたら、クイーン・ラティファ演じるマンモスのエリーもおかしいと思っていたみたいです。 ずっとドングリを追いかけ続けているリスの祖先のスクラプトが、鳥の巣や海や砂浜・天国にいってもずっと追いかけ続けていて、今作でも元気でおバカな姿を見せてくれています。 このスクラプトをフィーチャーした作品、「熱血どんぐりハンター!」という僅か8分の作品にも元気に主演しています、こちらもお勧めです。 全体的なストーリーの流れとイイ、展開とイイ前作の「アイス・エイジ」よりも良く出来ていると感じました、ラストもなんか良かったです。 お勧めします、とてもよく出来た続編でした、大人も子供も楽しめる作品でした。
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