 | TBSが開局50周年を記念して企画した“涙そうそうプロジェクト”の集大成として製作された感動ドラマです。 BEGIN・作曲、森山良子・作詞のコンビにより98年に誕生し、2001年に夏川りみチャンによってカバーされ、売り上げ累計100万枚を越す大ヒットを記録した「涙そうそう」。この名曲をモチーフに、沖縄に生まれ育った血の繋がらない兄妹がさまざまな試練をくぐりぬけて懸命に生きる姿を、「どろろ」の妻夫木聡と「タッチ」の長澤まさみチャンという人気抜群の2人の顔合せで、切なく感動的に綴っています。他にも麻生久美子に塚本高史、森下愛子さんに小泉今日子、沖縄映画には欠かせない大森南朋に平良とみさんも出ています。 監督は「いま、会いにゆきます」の土井裕泰さんです、テレビ・ドラマ「愛していると言ってくれ」の演出なんかもてがけてますね。
2001年、沖縄。いつか自分の飲食店を持ちたいと夢見る心優しい青年、稲垣洋太郎(妻夫木聡)。この日、高校に合格した妹のカオル(長澤まさみ)が、オバァと暮らす島を離れ、洋太郎のいる本島へとやって来る。2人は、洋太郎が8歳の頃に、洋太郎の母・光江( 小泉今日子 )とカオルの父が再婚し兄妹となった。だが、カオルの父は間もなく姿を消し、光江も幼い2人を残して他界してしまう。以来、どんなことがあってもカオルは自分が守る、と心に誓った洋太郎。そんなカオルと今日からは洋太郎のボロアパートで一緒に暮らすことになっていた。やがてカオルと久々の再会を果たした洋太郎は、成長した妹の姿にかすかなとまどいを覚えるのだった…。
僕はBEGINと夏川りみチャン両方の「涙そうそう」のCD持っていまして、この歌大好きでこの歌の意味やいきさつなんかも知っていました、だからラブ・ストーリーにこの歌あうのかなぁと心配していました。 お話は凄く良かったです、設定も血の繋がりの無い兄妹が、沖縄の素敵な時間の中でお互い成長していくというお話です、素晴らしかったですがラストがもっと明るい未来を感じさせる終わり方であったならと思ってしまいます。 この終り方で映画としても当たり前なのですが、違うラストにして今までに無かったような終わり方をさせて欲しかったです、こうしてしまえば作っている方は簡単でしょうが・・・・・・。観ているほうは違う結果にしてみて、そこからどう展開するかも見てみたかったですね、それだけがとても残念でした。 それにしても長澤まさみチャンは元々好きではありましたが、この作品一発でファンになりました、映画「 深呼吸の必要」も面白かったですが演技が抜群に上手くなりましたね。 妻夫木くんも凄く良かったです、この土井裕泰って監督さんは「オレンジ・デイズ」でも一緒だったんですね、妹を心配しながらも、大人になってドンドン魅力的になっていく血の繋がらない妹に恋心のようなものを抱いていく青年を、沖縄らしく(行った事ありませんが)明るく元気に演じていました。 ニーニが母の光江から教わった、涙を止める仕草がとても素敵でした、妹のカオルがラストに真似をするのも非常にgood! キョンキョンをはじめ麻生久美子に塚本高史、森下愛子さんに大森南朋に平良とみさんといった、脇役陣も良かったです、ダイヤモンド・ユカイに見えてしょうがなかったブランキーの中村達也 もいいかげんで良かった!! それだれにクラ目のラストが残念ですがお勧めします、とても素晴らしい映画に仕上がっていますねもっとBEGINや夏川りみチャンの歌を使っても良かったと思いました。 |