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レニー・ゼルウィガーが最優秀助演女優賞を獲りました。

やったねレニー、明日はホームランだ!

画像:reneezeiiweger.jpg説明
しかしこの第76回アカデミー賞で、レニー(本当はレネーとかルネェと発音するらしいですが、そんなことは関係ないです)の受賞が一番嬉しかったので、眠い目にタバスコかけて、この日記を書いています。
それでは今年最優秀助演女優賞を見事獲得した、レニー・ゼルウィガーについて触れていきたいと思います。
レニーは1969年の4月の25日に、スイス人の父親とノルウェー人の母親の間に生まれました。大学時代までは故郷であるテキサスで過ごし、学生時代にはチアリーディングに夢中だったそうです(ネットで探すと、海外のサイトでよく当時の写真に出会うそうです)。
大学卒業後は女優を志し、セリフ無しのデビュー作(日本では新アメリカングラフティ)バッド・チューニングに出演、その後もチョイ役での出演が続きます。「悪魔のいけにえ・レジェンド・オブ・レザーフェイス」に、これまた駆け出し中のマシュー・マコノヒー(「エドtv」や「U−571がお勧め」)とともに主演、モンスターに立ち向かう少女を演じているらしいです。
らしいというのは、僕の持っている「ぴあ・シネマクラブ」は1999〜2000というものなので、レニーや先日紹介したシャーリーズ・セロンも女優欄に載っていないので、ネットを検索しまくっています。シャーリーズは最近で比較的大作ばかりに出演しているので、なんとか分かったのですが、レニーは本当にチョイ役出演が多いので大変でした。
「リアリティ・バイツ」にも5秒ほど出演しているらしいのですが、僕には全く分かりませんでした、この情報を書いていた人も「ワカラン!」とおっしゃってました。僕も「悪魔のいけにえ・4」や「草の上の月(ヴィンセント・ドノフリオと共演しています、スピーチでも感謝を述べていましたね、なかなかのお勧めです)」や「ガンズ・オン・ザ・ラン 明日なき堕天使」といった彼女の出演作をレンタルビデオ屋に借りようとしたときの、店員さんの「そんなのある訳ねぇだろ!」と言ったような表情は忘れられません。
やっぱりレニーがその存在をこの世に知らしめたのは、キャメロン・クロウ監督・主演トム・クルーズによる「ザ・エージェント」でしょう、レニーの検索結果でも圧倒的に数が多かったです。
かくいう僕も、「ザ・エージェント」でレニーの存在を初めて認知いたしました、それ以前の作品も観ましたが(「リアリティ・バイツ」「エンパイア・レコード」「草の上の月」)、いずれも「ザ・エージェント」でレニーの存在を知ってから観たもの(リアリティ・バイツ以外)でした。
レニーはオーディションでトム・クルーズ演じるスポーツ・エージェント、ジェリー・マグワイヤ(原題はこうです)の相手役・ドロシー・ボイド役の座を射止めました。レニーがクロウ監督とトム君の目に留まったからドロシー役を手に出来たわけですが、流石にクロウ監督・トム君もイイ目をしていますね。
この作品からは、キューバ・グッディング・ジュニアが最優秀助演男優賞(あのスピーチは最高でしたね)がオスカーを獲得しただけでしたが、今では主役級のジェイ・モーアや「イーグルス」のグレン・フライ、ジョン・トラボルタ夫人のケリー・プレストンなど、今でも話題の人が沢山出演しています。まだ未見の人、僕と同じ感性をお持ちなら説明はしません、今すぐにレンタル屋さんかDVD屋に走りなさい。
その後も「ライアー」「母の眠り」「しあわせ色のルビー」「ザ・バチェラー(プロポーズ)」「ふたりの男とひとりの女」「ベティ・サイズモア」「ブリジット・ジョーンズの日記」「シカゴ」など、話題作が目白押しなので、是非ともごらんになってください。
「ふたりの男〜」ではジム・キャリーと共演して婚約しましたが、めでたく破局。そして2001年にはジョージ・クルーニーとの熱愛が発覚しましたが、これも2ヶ月で破局、やはりスター同士は難しいんでしょうね。
「ベティ・サイズモア」ではゴールデン・グローブの主演女優賞を獲得、アカデミーでも「ブリジット・ジョーンズの日記」「シカゴ」で2年連続の主演女優賞にノミネート、その演技力には今や確かな評価を得ていますが、今回の「コールド・マウンテン」で見事にオスカー(助演ですが)を獲得、やっと彼女が報われたんだなぁと思ったら、あのスピーチも許せました。
なんか嬉しくてダラダラと書き綴っていたら、まとまりのない文になってしまいましたが、今年のオスカーは楽しかったです、それもこれもレニーがオスカーを獲ってくれたからでしょう。僕からのお勧めはリブ・タイラーとのオバカなレコード屋の店員を演じている「エンパイア・レコード」、名優メリル・ストリープとの共演が素晴らしい「母の眠り」、イギリスで爆発的なヒットとなった「ブリジット・ジョーンズの日記」あたりかな、それとレニーが一番可愛く見えた「プロポーズ(ザ・バチェラー)」かな。
でも「ザ・エージェント」は別格でしょう、あれだけ個性的な面々を集めて見事に調和させているクロウ監督も凄いですが、演じた役者さん達も素晴らしい、やっぱりレニーが一番素晴らしいかな。
本当にレニー、オスカー獲得オメデトウ、次はロベルト・クレメンテ賞だ(ここ笑うところです)!