 | 2003年に公開されて、全米大ヒットとなったサイバー・ヒロイン・アクション「アンダーワールド」の続編です。 人類最初の不死者アレクサンデルの双子の息子であり、それぞれヴァンパイアとライカンの始祖になったマーカスとウィリアムの過去が、この映画で明らかになります。 両族の始祖の秘密に近づいていく、クールでタフなヒロイン・セリーンを、ケイト・ベッキンセールがまたもや熱演していました。 前作を超えるシャープなアクションにくわえ、今回はセクシーなベッドシーンまで披露しています(あまり期待しないように・・・・・)。 他にも前回から続投のスコット・スピードマンや、”今一番ホットな男”ビル・ナイ、ソフィア・マイルズなどが出演しています。 監督も前作から続投のレン・ワイズマン。スタイリッシュな映像や独特のサイバー・ゴシックな世界観と、テレビCMやミュージック・ビデオ製作で培ってきた彼のセンスが、ダークな美意識となっていかんなく発揮されていますね。 彼のこの映像が気にいられて、ブルース・ウィリスに「ダイ・ハード4.0」の監督に、大抜擢されました。
ヴァンパイアの闇の処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセール)は、一族を治めるビクター(ビル・ナイ)が自分の家族を虐殺していた過去を知り、復讐を果たす。同族から追われる身になった彼女にとって、唯一の味方はヴァンパイアとライカン(狼男)の混血種であるマイケル(スコット・スピードマン)だけ。2人は追っ手をかわしながら張り巡らされた陰謀を暴くうちに、何世紀にもわたって種族闘争を繰り広げてきた、ヴァンパイアとライカンの創世の秘密に迫っていく。やがて2人は、血族を超えた禁断の恋に落ち…。
最初は前作を観ていない人にはチョット辛い展開でしたが、途中からは説明的なシーンもあって前作「アンダーワールド」を観ていない人にも楽しめたんじゃないかと思います。 とにかくレン・ワイズマンの作品は映像が素晴らしいですね、とても綺麗でこういうホラーに近いダークなイメージの画はカッコいいです、その素晴らしさはブルース・ウィリスが気に入って、「是非ダイ・ハード4.0の映画を撮ってくれ」と言わせただけあります。 ケイト・ベッキンセールも物凄く美しかったですよ、”ホワイト・ビューティ”って言葉はニコール・キッドマンのためにあると思っていましたが、ケイトにも当てはまりますね、本当に”ホワイト・ビューティ”という形容詞がピッタリするほど荘厳でした。 スコット・スピードマンもライカンとヴァンパイアのハイ・ブリッド役が、少し板についてきたんじゃないかと思いました、もう少し活躍時間があったらなというのが感じた事かな?? ビル・ナイが演じているビクターは、前作「アンダーワールド」で死んでいるので期待してませんでしたが、回想シーンと過去のシーンだけでした、しかしビル・ナイの時代は確実にやってきていますね。 でもやっぱりケイト・ベッキンセール(最近はベッキンセイルの表記が多いですかね)の映画でしょ、アクション・シーンも前作よりも良かったです、とにかく見ていて惚れ惚れするほどカッコ良くて美しかったです、アンJも気に入るわけですね。 お勧めします、映像もキレイですしケイト・ベッキンセールも美しい、ストーリーがどうこうと細かい事を気にせず見られる作品でした。
|