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「ニコラス・ケイジのウェザーマン」をお勧めします。

脇のマイケル・ケイン、いいですねー!

画像:weatherman003.jpg説明
ローカル局のお天気キャスターに全国ネットからの誘いが・・・・・、願ってもない話に喜ぶ反面、彼の私生活はボロボロになるばかり…。
「ゴーストライダー」のニコラス・ケイジが髪の毛を増量させて主演、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのG・ヴァービンスキーが監督と、メガヒット級の布陣ながらこれまた残念なことに日本で劇場未公開、まぁニコラス・ケイジ以外は・・・・・という俳優陣だったから、買い手がつかなかったのかな??でも結構面白かったですよ、脇役陣も好演していたように思いました。
主人公の中年キャスターに扮したケイジが素晴らしくいいですね、私生活のストレスからやがてヤケっぱちになってゆく、男の姿を見事に演じていました。共演には名優マイケル・ケインにホープ・デイヴィス、ニコラス・ホルトなんかも出ていましたね。「幸せのちから」のスティーヴ・コンラッドが手がけた脚本もキラリと光ります。



 デイヴ(ニコラス・ケイジ)はシカゴのローカルTV局に勤めるお天気キャスター。気象予報士の資格は持たず、原稿をしゃべるだけの仕事だが、予報が外れれば矢面に立たされるのは常に彼。道を歩けば罵られ、ドリンクだのハンバーガーだのを投げつけられる始末だった。だがそれなりに仕事は順調で、ある日彼に全国ネットからのオファーが入る。喜ぶデイヴだが、そんな彼は一方で私生活に様々な悩みを抱えていた。子供マイケル(ニコラス・ホルト)とシェリー(ジェメンヌ・デ・ラ・ペーニャ
)と妻ノリーン(ホープ・デーヴィス)は家を出て行き、有名作家の父ロバート(マイケル・ケイン)とはもう長い間反目し合っていた。ストレスを抱え、鬱屈した日々を過ごしながらも、カメラの前で笑顔を作る彼だったが…。


以前何かの映画でニコラス・ケイジがカツラ(増毛??)をして出ている映画、依然観た事ありましたが、かなり違和感があったのを覚えています。でもこの映画は似合っていました、ハゲでもカッコいいけど髪の毛あってもカッコいいですね。
死語とではまずまず順調だけど、子育てや私生活で沢山の悩みを抱えているデイブを、新作「ゴースト・ライダー」も観るのが待ち遠しいニコラス・ケイジが好演していました。
有名作家でもある立派な父に負けまいと奮闘するが、分かれた妻や子供達ともギクシャクしてしまって尊敬する父ロバート(マイケル・ケイン)は病にかかってしまい・・・・・・というストーリーです。
最初の説明で「ヤケっぱちになってゆく」とありますが、「ヤケっぱちになってゆく」というよりも「何かを悟っていくように」という表現の方がピッタリとくるような気がしました。
それにしてもマイケル・ケインは目茶目茶格好良かったです、今まで沢山のマイケル・ケインを映画で見てきましたが、一番威厳があってカッコ良かったと思いました、これは凄くビックリするぐらいカッコ良かったです。
「バットマン」でジョーカーを演じた、ジャック・ニコルソンに似ていましたがとても良かったです、でまた演技も物凄く上手いです。
ニコラス・ホルトやホープ・デーヴィスも良かったですが、やっぱりこの映画はマイケル・ケインのための映画だと思います、ニコラス・ケイジも良かったですが。
段々と偉大な父の呪縛から逃れて行き、りりしい顔つきになってくるニコラス・ケイジが結構素敵でした、辛口なドラマですがドコか暖かいお話だと感じました、お勧めします。