 | 「キング・アーサー」のクライヴ・オーウェン 、元ブラピの奥様でTV「フレンズ」のジェニファー・アニストン 、そして"イタリアの宝石 モニカベルッチ"の旦那で「ジェヴォーダンの獣」のヴァンサン・カッセルと、豪華スター共演による全米スマッシュヒット・サスペンスです。 不倫現場を襲われ、弱みを握った悪党から執拗に脅迫されることになった主人公の姿を、意外な結末とともに見事に描いていました。 小銭を忘れて電車に乗ってしまったというささいな一件が、やがて不倫、脅迫・殺人へと思いもよらぬ大事につながってゆくという大胆な展開に注目です! 脚本は「コラテラル」を手がけたスチュアート・ビーティー 。監督はスティーヴン・キング原作の「1408」に抜擢された、ミカエル・ハフストロームでした。
平凡な会社員チャールズ(クライヴ・オーウェン )は、美しい妻ディアンナ(メリッサ・ジョージ)と、難病を抱えてはいるが元気な娘エイミー(アディソン・ティムリン )と共に幸せな日々を過ごしていた。ある朝、通勤電車の中で小銭を忘れ、車掌を前に困っていた彼は、近くの席にいた女性、ルシンダ(ジェニファー・アニストン )に助けられる。彼女にも愛する家族がいたが、この件をきっかけに親しくなった2人はいつしか不倫の恋に落ちる。2人は人目につかないよう、場末のホテルで密会するが、そのとき部屋に銃を持った強盗ラロッシュ(ヴァンサン・カッセル )が押し入り、チャールズを殴り倒した上ルシンダをレイプして逃げ去ってしまう。やがて財布の身分証から2人の関係を察したラロッシュは、再びチャールズの前に現われ、彼を脅迫し始めた…。
いやぁ、これは展開が面白くて最後まで一気に観てしまいました、ちょっと後半の展開は読めませんでしたねー。 きっとクライヴ・オーウェンとアンJに旦那を取られたジェニファー・アニストン、"イタリアの宝石 モニカベルッチ"の旦那だけど知名度はもう一つのヴァンサン・カッセルでは、お客が呼べないと劇場未公開になってしまったんだろうけど、日本のバイヤー達はホントにセンス無いと思います。 最初はありがちというかそれ程珍しく無い”不倫”という設定から、どうお話をもっていくのかなと思っていたんですよ、きっと脅迫されてからがこの映画の本題なのでは無いかと思ったので・・・・・・。 しかし病気の娘のために貯めたお金に、不倫相手のルシンダのためだけに大金を使うとも思えない父親像ではありましたが、流石「キング・アーサー」をあのキャストだけでみせ切ってしまったクライヴ・オーウェン、後半の急展開には見事に対応していましたね。 皆に観て欲しいのでどう展開して行くのかは言いませんが、思ってもみない方向へと展開して行ったのが良かったですよね。 夫チャールズ(クライヴ・オーウェン )と冷たい関係になってしまっている、美しい妻ディアンナ(メリッサ・ジョージ)との関係を、ラストの方でもいいからもっと描いて欲しいかなとも思いましたが、友人を殺されてからの展開が面白かったから許せますかね、メリッサ・ジョージも「悪魔の棲む家」のリメイクよりは、映画での露出度が少なかったけど、いい演技していたと思います。 こういうサカペンスものとしては、最近ではかなりの佳作だと思います、お勧めします、あなたも思いっきり騙されてください!! |