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「リトル・イタリーの恋」をお勧めします。

アダムもジョバンニも、カッコいいですが・・・・。

画像:lovesbrother01.jpg説明
『シャイン』『きみに読む物語』など、心に沁みる秀作を手がけてきた脚本家ジャン・サルディが、初めてメガホンをとったラブ・ストーリーです。
写真でお見合いをし、一度も会わずに結婚というのが一般的だった時代に、こともあろうに写真をすり替えてしまったことから巻き起こる、4人の男女のもつれた恋をウィットとユーモアを交えて描いています。
主役は「コヨーテ・アグリー」のアダム・ガルシアと、「カーラの結婚宣言」のジョバンニ・リビッシ。
透明感漂う美しさが印象的なロゼッタ役のアメリア・ワーナーは、コリン・ファレルと4ヶ月でスピード離婚をしたことで話題となった女優さんです、でも凄く可憐で綺麗な女の人でした。シャーリーズ・セロン主演の『イーオン・フラックス』に出演するなど、今公私共に話題の人ですね。




 オーストラリアのイタリア人街“リトル・イタリー”。ここに暮らす対照的な2人の兄弟アンジェロ(ジョヴァンニ・リビッシ )とジーノ(アダム・ガルシア )。ハンサムで社交的な弟ジーノには恋人コニー(シルヴィア・ドゥ・サンティス )がいる一方、決してハンサムとは言えない兄アンジェロは、当時は一般的だった写真と手紙の交換で行なうお見合いを繰り返すもののいつもフラれてばかり。そんなある日、南イタリアに住む美しい女性ロゼッタ(アメリア・ワーナー)を紹介されたアンジェロは、プロポーズの手紙に思わず弟の写真を送ってしまうのだった。一方、その手紙を受け取ったロゼッタは写真の男性に一目で心奪われる。そして、それがジーノの写真とも知らず、ロゼッタはアンジェロの結婚の申し出を受け入れ、はるばる海を渡ってオーストラリアへとやって来るのだったが…。


こういう経験は僕等はないから良く分からないけど、こういうシチュエーションはあることだし、日本でも昔はこんな感じだったのでしょうね。
ジョヴァンニ・リビッシは僕は結構カッコいいと思っていたので、いくらアダム・ガルシアが色男だとは言えどーなのよ??と思って観ました。
しかしさすがにジョヴァンニ・リビッシ、カッコ悪いと言うわけではないですがナイーブでシャイだけど誠実な兄アンジェロを演じていました。
そんな兄を慕うモテモテ男ジーノのアダム・ガルシアも、結構キメてくれました、名作「コヨーテ・アグリー」よりも露出度が高かったので、アダム・ガルシアファンの人もいいかもしれません。
ストーリー展開もこちらが思っていた通りの、期待していた通りのベタなモノでしたが、不思議と嫌な感じはしませんでした、コニー役のシルヴィア・ドゥ・サンティスが上手いこと演じてくれたからカナ??とてもシルヴィア・ドゥ・サンティスはキュートで、とても自然に演技していたように感じました、彼女の演技が一番良かったように見えました。
自分の”コニー”という愛称や髪の色の事で、アンジェロにアドバイスされるシーンがありましたが、その受け入れ方(受け取り具合))がとても良かったです、だからこういう展開になってもうそ臭くならなかったのでしょう。
内なる愛情を持ってイタリアからはるばるやってきた、ロゼッタ役のアメリア・ワーナーも綺麗でした、“リトル・イタリーの恋”という邦題もとてもあっていたように思いました、お勧めします。