>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


「県庁の星」をお勧めします。

やっぱり織田裕二と柴咲コウは凄い!!

画像:kenchounohosi01.jpg説明
民官癒着に税金の無駄使い…問題が山積みとなっている日本の政治ですが、私たちの暮らす都道府県の政治だって、ずいぶん問題だらけですよねー、最近も問題続出ですものね。
県庁で働く若者たちは、一体どんな働きをしているのだろう…?そんな不安に、ちょっぴり希望を抱かせてくれるような映画でした。
織田裕二と柴咲コウ、映画&テレビ界の2大ヒットメーカーが競演した、パワフルでユニークなドラマです。ラブ・コメディの要素も入っていますね。
出世街道まっしぐらだった主人公・野村が、三流スーパーで研修するのだが悪戦苦闘の連続・・・・、そして・・・・。
融通の利かない公務員に、見ている市井の観客はイライラするかもしれませんね。ところがそこから、ストーリーは意外な展開に発展していくことになって・・・。
何かを本気で変えたいのなら、決して諦めないこと。大切なものは、どんな場所でも見つけられる。この映画には、観ているこちらが元気をもらえる力があるようです!
監督はテレビのSPドラマ版「 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」などの演出の、西谷弘監督。佐々木蔵之介や石坂浩二にベンガル、奥貫薫に酒井和歌子なども出ています、個人的に大高洋夫さんが出ていて嬉しかったです。



 K県庁のキャリア公務員、野村聡(織田裕二)。プライドが高く、組織の中でいかに出世するかが人生の目的のすべてという極端な上昇志向の持ち主。ある時彼は、県政の目玉プログラムである民間企業との人事交流研修のメンバーに選出される。ところが、派遣されたのは田舎の三流スーパー“満天堂”。しかも、野村の教育係となった二宮あき(柴咲コウ)は自分より年下のパート店員。それでも出世のためと意気込む野村だったが、書類とマニュアル優先の仕事しか知らない野村はまるで役に立たず、現場主義で実戦派の二宮ともことごとく衝突してしまうのだった・・・・。


結構面白かったです、いつ♪ラララ ラブ サンバディ トゥナイト♪と聴こえてくるかと思ってしまいました。
製作やプロデューサーに『踊る大走査線 シリーズ』の顔ぶれも見られるから、こちらが勝手にそう思ってしまうんでしょうが、『踊る大走査線』の影響は大きいんですね。
織田裕二がエリート志向の県庁のキャリア公務員を、上手に演じていましたよ、この人はデビュー作の『湘南爆走族』の頃から見ていますが、演技上手くなりましたよね。
『湘爆』の頃には「この人こんなに力入りっぱなしの演技で大丈夫か??」と、物凄く心配しましたね、僕『湘爆』大好きでしたから。
柴咲コウチャンも良かったです、この子は昔から演技は上手いと思ってましたが、三流スーパー“満天堂”のパート店員二宮あきを演じていますが、途中からはホントにパート店員にしか見えなくなってきますもの!!
脇を佐々木蔵之介や石坂浩二さん、奥貫薫に酒井和歌子さんなんかがかためていますが、ホントに皆一癖も二癖もあって面白かったです、ラストはちょっと笑えました。
基本的には織田裕二と柴咲コウを中心にまわっていく、ラブ・コメディだと思います、お勧めします、2人の立場のギャップもおかしかったです。
織田裕二が"ケンチョーさん"ってずっと呼ばれるのも、結構楽しかったです。