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「マイ・ビューティフル・ジョー」を観ました。

B・コノリーとS・ストーンがいい味出しています。

画像:mybeautifull.jpg説明
今回は「マイ・ビューティフル・ジョー」をお勧めします。
ハッシュ(シャロン・ストーン)はセクシーな元ストリッパーで、若い時から男運が悪く、 今やギャンブル好きで詐欺師のシングル・マザー。借金をつくってはギャンブルに手を出し、 家を追われるため、 父親の違う2人の子供たちには友達もいない。ある日、 元・恋人の変態ジョージ(8歳の時喧嘩で姉の鼻を噛み千切ったためこの名がついた)からの借金取り立てにあっていたハッシュは、 競馬場で大穴を当てた、 ジョー(ビリー・コノリー)と出会う。金をだまし取ろうと早速ジョーに近づくハッシュだが、 ジョーはその金を通りすがりのシスターに献金してしまう。あまりのお人好しぶりにあきれるハッシュ。だが、 その後、 ハッシュと子供たちが窮地に追い込まれた時、 ジョーは次々と奇跡を起こしていった。ハッシュたちは、 人生で初めての幸せを手に入れていく…。
「プリティー・ウーマン」「あなたに降る夢」「陽のあたる教室」の脚本を手掛けたスティーヴン・メトカルフの監督デビュー作でハリウッドのトップ・スターの一人、 シャロン・ストーン主演のハート・ウォーミングなラヴ・ストーリーに仕上がっています。
シャロン・ストーンは「トータル・リコール」の頃から綺麗な女優さんだと思っていましたが、最近は演技も高い評価を得ていますね。これは彼女のインタビューでの言葉ですが、「私は2000年にこの作品を主演した後、2001年9月くも膜下出血を患い入院しました。その後デニス・クエイドとの共演による話題作の主演が決まっていましたが、父親ジョーが食道ガンと判明し、治療している間は父の看病をしたいと思い、出演を断念しました。家族の一大事に側にいてあげなければと思ったからです。私は家族の大切さをこの作品で改めて知りました。まさしく、この映画は私にとって、“マイ・ビューテイフル・ジョー”なのです。とても大事な作品です。日本の皆様に是非この映画を観ていただきたいと願っています。日本の皆様に是非この映画を観ていただきたいと願っています。」と言っています。この作品に影響されて出た言葉だというのがひしひしと伝わってくるような作品です、そう思わせてくれるような作品に仕上がっていると思います、この役も彼女にぴったりな感じがします。「ハリウッド・ミューズ」での自由奔放な演技も素敵ですが、僕はこの作品がシャロン・ストーンの代表作になると思います。
もう一つ彼女をみていつも思うのが、僕の叔母に似ているなぁという事です。叔母は父の妹さんですが、若い頃は彼女にそっくりでした。今も似ていると思います、ウソだと思う人、うちに写真を見に来てください。
共演のビリー・コノリー(処刑人やラスト・サムライ、この人が主役といってもいいかな?)も素晴らしいと思います、オスカーにノミネートされないのが不思議に思えるくらいです。彼はスタンダップ・コメディアンですが、こういう役もとても自然に演じています、彼の方に力の入っていない熱演がこの作品を秀作に押し上げたんだと言っても過言ではありません。他にも、 「ロード・オブ・ザ・リング」や「エイリアン」「スウィート・ヒアー・アフター」のイアン・ホルム(ナイトの称号を得たそうです)や「ショーシャンクの空に」のギル・ベロウズなど、 名優たちが顔を揃えていまする。
シャロンとコノリーの名演が、この作品を 豊かな愛に包まれた秀作にしています、是非皆さんにお勧めします。