 | 『リーサル・ウェポン』『ラスト・ボーイスカウト』などの脚本家が、ロバート・ダウニー・Jr.、ヴァル・キルマー を迎えて贈るなんとも奇妙な味わいのサスペンス・コメディ?でした。 死体の山を前に、事件の真相を追求するハメに陥る探偵コンビは、基本的には善人のこそ泥ハリーと、タフでマッチョなペリー。通称“ゲイ・ペリー”からも分かる通り、ゲイみたいです。この好対照のでこぼこコンビを、主演の2人がロバート・ダウニー・Jrと、ヴァル・キルマーが好演していました。 軽妙なセリフのやりとりを、彼らならではの間でさらにイキイキとしたものにしています、なんか彼等が話しているとカッコよく感じてしまうんですよね。 いつかラブ・ストーリーのヒロインをして欲しかったミシェル・モナハンも、「M:i:III」でもヒロインに抜擢されたみたいですが、この「キスキス,バンバン」ではハリーのアイドル"ハーモニー"を魅力タップリに演じていました。 また製作を務めたのはハリウッドきってのヒットメーカーとして知られる、『ダイ・ハード』『マトリックス』のジョエル・シルバー。ブラックテイストな笑いを含んだサスペンス・バディ・ムービーです!!
ニューヨークのしがない泥棒ハリー・ロックハート(ロバート・ダウニー・Jr)。ある時、警察に追われていて思わず逃げ込んだのは、ハリウッド映画のオーディション会場。俳優に間違われたハリーはオーディションをパスし、探偵役のスクリーンテストのためにロサンジェルスへ。彼はそこで役作りのため、通称“ゲイ”と呼ばれている本物の私立探偵ペリー(ヴァル・キルマー )に弟子入りすることに。一方でハリーは、女優を夢みてハリウッドへやって来た幼なじみハーモニー(ミシェル・モナハン )と再会する。やがてハリーとペリーは奇怪な事件に遭遇。さらに、ハーモニーの妹も謎の自殺を遂げ、事態は混沌の度を深めていく…。
まず『キス★キス★バン★バン』とタイトルが同じなので、非常にややこしいです、どちらも大好きな映画だけにやっかいでございました。 まずロバート・ダウニー・Jrが完全復活を遂げたようなのでとても嬉しかったです、今までドラッグ中毒で何度も入退院や出演・降板を繰り返していたので、もうダメかと思いましたが、もうすっかり復活したみたいですね。 ショーン・ペンがオスカーを獲得した時に名前をあげられ「上手い役者」と言われていましたが、本当に演技力があってカッコいい役者さんです、皆さんには「 追跡者 」やオスカーにノミネートされた「チャーリー」が有名ですかね?? 僕は「 ワン・モア・タイム 」や「オンリー・ユー」が大好きです、この映画でもキワドい笑いやユーモアを交えながら軽快で溌剌とコソ泥ハリーを演じていました。 ヴァル・キルマーも元気でカッコいい姿を見せてくれていましたね、「トップガン」のアイスマン役でブレイクしましたが、最近は役に恵まれていなかったように思いました、「バットマン フォーエヴァー」でバットマンを演じたのを、皆さんは覚えていますか?? 僕はオスカー授賞式で馬を連れて登場した時に馬を舞台の上で牽いていたんですが、タキシードではなくスーツかなんかにヒモのタイをしていてそれがカッコよくて、僕も真似して結婚式などには蝶結びのタイをしていきます、リボンみたいで評判もいいです。 久しぶりにいい役でした、最初からゲイだゲイだと言われていますがナカナカそんな場面はやってきません、最後の最後でそんな場面が見られましたが真相は・・・・・・。 ミシェル・モナハンも最初に書いた通り、いつかラブ・ストーリーのヒロインをして欲しかったんですよ、ラブ・コメ風の。「M:i:III」でもヒロインをやっていたみたいだけど、ラブ・ストーリーのヒロインを演じるミシェル・モナハンが見たかったのでそれも嬉しかったです。 この「キスキス,バンバン」ではきれいだけどどこか抜けてて笑える、ハーモニーを熱演していました、なんで今までラブ・コメのヒロインをやらなかったのか不思議なくらいに素敵でした。 ストーリーもしっかりしていたし題名の通りにキスや銃撃戦もあります、テンポとセンスがとてもいいので、ロバート・ダウニー・Jrの説明や映画のパロディなどが洗練されていました。 それとこの映画「キスキス,バンバン」、エンドロールが流れても最後までご覧になってください、お勧めします。
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