 | 「スパイキッズ」シリーズのロバート・ロドリゲス監督が、製作当時7歳だったという息子レイサー君のアイデアを基に、VFX満載でスリル満点の映画に仕上げたキッズ・アドベンチャーです。 サメに育てられたシャークボーイと、手から灼熱のマグマビームを発するマグマガール、そして2人を想像力で生み出した夢見る少年の奇想天外な冒険が繰り広げられます。 劇場では3D映画として公開されたそうです、大いに話題を呼んだとか。原案のレイサー君始め監督の息子たちもゲスト出演していて、製作は妻のエリザベス・アヴェランがやっていましたし、製作は弟のマルセルが担当していました、文字通りロドリゲス一家のファミリー映画となっていました。
10歳の少年マックス(ケイデン・ボイド)は、クラスメートのライナス(ジェーコブ・ダヴィッチ)にいじめられてばかりの気弱な子。友達もいない彼は、空想を綴る“夢日記”に描くヒーロー、シャークボーイ(テイラー・ロートナー)とマグマガール(テイラー・ドゥーリー)を心の友としていた。そんなある日、マックスは大事な夢日記をライナスに奪われてしまう。翌日、なんとか日記は取り返したものの、中のページは無惨にも落書きされていた。マックスが怒りを爆発させようとしたそのとき、なんと現実にシャークボーイとマグマガールがやってきた! マックスは力を貸して欲しいという2人と共に、危機に陥った“よだれ惑星”を救うべく出発するのだが…。
もともとがロドリゲス監督の7歳だった息子さんの原案だから、子供らしい発想なんかはホントに子供らしい着眼点だなぁと思えるところもありました。 ストーリーは置いておいて、やはりロドリゲス監督の「スパイ・キッズ」に似ていました、今風に言うと『「スパイ・キッズ」のスピン・オフ作品』を見ているような感じでしたね。 ”夢を持つ事は大事”ということや”自分のためだけの夢を見るのはいけない”など、メッセージは放たれているし伝えたい事も分かるのですが、もう少し話の枠組みたいなものがしっかりとしていれば、と思いました。 シャークボーイを演じたテイラー・ロートナーに、マグマガール(英語だとラバガールって言うんですね)のテイラー・ドゥーリーは、2人とも今後が楽しみな子役さんでした。 まぁ見ていて楽しかったですし家族揃って見てもいいかもしれません、お勧めします。 |