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「サイン」を観ました。

僕には???

画像:signs.jpg説明
ナイト・シャマラン監督の「サイン」を観ました、前評判通りにつまらない作品でした、アメリカではヒットしましたが。
アメリカ同時多発テロの影響を、あまりに受けすぎているように僕の目には映りました。
農場を営むグラハム(メル・ギブソン)は押さない二人の子供・メーガンとボー、そして弟のメリル(ホアキン・フェニックス)とともに暮らしていた。
グラハムは元牧師だったが、半年前に愛妻を事故で亡くし信仰心を失い、牧師も辞めて今もその悲しみを引きずっていた。
そんなある日ヘス家の農場に異変が起こる、畑の真ん中に巨大なミステリー・サークルがしゅつげんしたのだ。まもなくミステリー・サークルは世界中に出現し、グラハムは恐るべき敵と接触する事になる、次第に追い込まれていくグラハム達一家の運命は・・・。
この監督は30歳くらいで「シックス・センス」を撮りました、見事でした、一回観たらもう大したことないなんて思っていたけどそんな事はありませんでした。素晴らしい作品でした。
「アンブレイカブル」、シャマランどうした?ってちょっと思った、前作に続いてブルース・ウィリスが主演したが、僕にはウィリスとサミュエル・L・ジャクソンの演技のぶつかり合いだけが残りました。ちょっとストーリーも強引だし、画面が暗いだけでダイ・ハードの新しいのかと間違えそうだった。
で「サイン」。主演のメル・ギブソンとホアキン・フェニックス(何度見てもリバーに似てない)は、とっても良かった、メル君は単なるアクション俳優から脱出しちゃったね、ホアキンも相変わらず演技は上手い。ヒッチコックばりにいつも映画に出演する監督シャマランも、今回はかなりいい役ついた、自分で作っているから当たり前か。
映画、つまらない。二人の演技は良かったけど。
なんだあれ、奥さんの死さえもサインてか、あんたインド人だろ、何時からキリスト教徒になった?
論評で批判が多かったから気になっていたんですがまさにそんな感じがしました、同時多発テロからアメリカの映画は変わったと言われているけど、駄目なほうに変わったかな?
家族愛と信仰心の大切さを訴えかけようとしているんだろうけど、だからどうしたんだって言いたくなります、映画まで現実から逃げてどうするんだって。
きっとそんなに悪い映画ではないんだと思うけど、僕にはインド人がアメリカ人に媚びた映画にしか見えませんでした、きっとシャマラン監督には期待するものが大きいからだと思います。
今度はシャマランの作りたいものを、もっと自由に撮ってもらいたいな、胡散臭いウチュー人の方がまだマシだったよ。