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「ホステル」をお勧めします。

最近では、中々デキのよいエロティック・ホラーです。

画像:hostel210.jpg説明
鬼才クエンティン・タランティーノが製作を務める異色ホラーでした、最近のホラーの中ではデキは良かったんじゃないかな??
大学生3人組がヨーロッパを旅しながら、青春を大爆発させるロードムービーです、基本的には。
ジャンルとしてはホラーに入れられるんでしょうが(厳密に言うとサスペンスかな・・・)、タランティーノが関わっているだけあってバイオレンスも満載でした!怖いというよりも痛いホラーですかね、モンスターとかは出てきたりはしませんでした。
タイプとしては、『思いっきりのエロ・ホラー』でしたね、『トゥルー・ロマンス』を思い起こされるとありますが、『トゥルー・ロマンス』なんか全然思い出しませんでした。『トゥルー・ロマンス』は立派なラブ・ストーリーでしょ、。
監督は、『キャビン・フィーバー』で熱狂的なファンを掴んだイーライ・ロス。
主演は、『ワールド・トレード・センター』にも出演し、これからブレイクしそうなジェイ・ヘルナンデスです。二人とも今後注目のニューカマーです、『 ゼブラーマン 』や『着信アリ』などのホラー映画で知られる、三池崇史監督が俳優として出演しているのにも注目ですね。超個性的な脇役リック・ホフマン も出ていましたね。



 オランダ、アムステルダム。アメリカから来た大学生のパクストン(ジェイ・ヘルナンデス )とジョシュ(デレク・リチャードソン )は、バックパッカーでヨーロッパの旅を楽しんでいた。途中、フランスからアイルランド人のオリー(エイゾール・グジョンソン )が加わってからは、彼らの遊びは益々過激になり、アルコールやドラッグで毎夜、騒いでいた。ある日、ホテルの門限を過ぎ、通りをふらついていると、ドラッグでハイになった男に声をかけられる。男は3人を部屋に入れると、デジカメの全裸の女の画像を見せる。このホステルに行けば、最高の女と楽しめると聞いた3人は、スロバキアに向かうのだった。



 この映画、ホラー映画ながら「全米No.1ヒット」になったんですよね、スプラッターモノとしても結構いい線行ってると思います。
ただ評判がモノ凄くよか良くて僕の期待も大きかったせいか、もうちょっとホラー的にもエロティック的にも良かったらなぁーと、感じました。
でもとても良くできたホラーだと思います、サスペンス・ミステリーとも言えるかな、最初にも言ったようにホラーだけどモンスターやゴーストは出てきませんでしたからね。
でも立派にホラーしていましたよ、途中で主人公だと思っていたヤツが入れ替わったのには驚きました、ジョシュ(デレク・リチャードソン )が主人公だと思っていた人、僕だけではないと思います。
スプラッタ・シーンも良かったかな、結構豪快でしたね、あれぐらいやってくれるとこちらも気持ちいいですよね。
エロティック・シーンも満載かな、ナタリーア役のバルバラ・ネデルヤコーヴァもナカナカ可愛かったです、無駄にヌードになってしまうB級感も感じれば、単なるB級のエロ・ホラーでは終らせないミョーな緊張感も感じました。
日本がかなりフィーチャーされていますね、タランティーノが日本好きなのもあるのでしょうが、かなり嬉しかったですね、三池崇史監督の特別出演も嬉しかったですね。
しかし三池監督は恐いですよね、分からないとホンマモンと間違えてしまいそうです。
とどのつまり、人間が一番恐いということですかね、なんか最後はそう感じました。
スプラッターというよりもエロ・グロの方がピンとくるかな、ナカナカいい出来でした、お勧めします。