 | 2006年のベスト1に輝いた「ユーロ・トリップ」でも、その魅力を振りまいていたミシェル・トラクテンバーグ主演の映画でした、それだけで+5な感じの映画でした。 ふざけて桟橋から湖に飛び込んだ結果、全身麻痺の障害を負った婚約者。NYへ旅立ったヒロインは、彼を見捨てたことに苦悩しつつ、新たな恋を見つけるが…。 僕の場合とはちょっと違いますが近い境遇の主題だったので、どうしても自分の場合と比べながら見てしまいました。 「ニューヨーカー」誌などに短編を発表、O・ヘンリー賞に輝いた作家アン・パッカーの処女長編を、TVムービー化した注目作です。 もう愛が冷めていた全身麻痺の障害を負った婚約者と新しい恋人との葛藤の中で、人生を模索する1人の女性の旅路を綴っています。 「ユーロ・トリップ」や「アイス・プリンセス」に主演した若手女優ミシェル・トラクテンバーグが、この難しい役柄を見事に好演していました。他出演は「ミミック2」のウィル・エステスや「セレニティー」のショーン・メイハーなど。監督は「スペースキャンプ」のハリー・ウィナーです。
ウィスコンシンの片田舎に暮らすキャリー(ミシェル・トラクテンバーグ)は、高校時代から交際する婚約者マイク(ウィル・エステス)との関係に疲れ、別れを決意していた。だがその矢先、マイクがピクニック先の湖で桟橋から飛び込み、首を骨折する事故が起きる。キャリーは全身麻痺の障害を負った彼に尽くそうと努力するが、一方マイクは冷め始めた彼女の気持ちに感づいていた。やがてキャリーの見舞いも滞りがちになり、彼女は周囲の期待と非難を重荷に感じ始める。ついにマイクから本当の気持ちを問われたキャリーは彼に別れを告げ、ニューヨークへと旅立つが…。
どうしても僕の経験と似ているので比べてしまいますが、僕の場合は分かれて3ヵ月後に僕が病気になりました、その点がこの映画とは大きく違っているところなのですが、やはり自分の時と比べてしまうようなところがありました。 キャリーを演じたのは「Black Christmas(「暗闇にベルが鳴る」のリメイク)」にも出演している、"いま最もハリウッドで輝いている女優"のミシェル・トラクテンバーグ。 ミシェル・トラクテンバーグの演技自体は素晴らしかったと思います、でも愛が冷めていた全身麻痺の障害を負った婚約者と、新しい恋人との間で揺れ動くという描き方があまり良くなかったように思いました。 もう愛していないとは言えまだ婚約している身、この映画の主人公のキャリーだったらこんな事はしないだろうと言う、行動や言動が目立ったかな?? この映画は「アイス・プリンセス」以上に、ミシェル・トラクテンバーグの魅力に頼りっきりの映画だったように思いました、確かにこの「クローゼン桟橋のさざ波」での彼女も魅力的でしたが。 ちょっと中途半端な感じだったかな、ラストの曖昧さも中途半端だった気がします、もう少しいい映画になったのではと感じました。 ですが、ミシェル・トラクテンバーグはここでもキュートで可愛らしかったです、お勧めします。
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