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「CUBE ZERO」をお勧めします。

1を見る前の、予行練習にはなるかな??

画像:cubezero.jpg説明
今回の「CUBE ZERO」には期待していました、かつてない斬新なアイデアとビジュアルが話題を呼んだ、ヴィンチェンゾ・ナタリの異色サスペンス『CUBE』。
その完結篇となる今回は、タイトル通り前2作から時間を遡った序章版にあたるし、今回は初めてその裏側となる『CUBE』の管理側の姿も描かれるということでしたので・・・。
初期CUBEの被験者/管理側の2つの視点から、殺人立方体からの脱出が描かれるのですが、最大の謎である「いつ」「誰が」「どうして」この箱を造ったのか?というシリーズ最大の謎が、ついに明かされています。
確かに明かされてはいますがイマイチだったかな、目玉である殺人トラップはその残虐度をさらにパワーアップした気もしますが。
あまりに凝った仕掛けに不快さを感じながらも、今回も「次の部屋は……?」と最後まで目が離せないつくりにはなっていました。
監督は、前作『CUBE2』で製作と脚本を手がけたアーニー・バーバラッシュです。




 前後左右、そして上下、全ての面に円形のハッチが取り付けられた鋼鉄製の立方体。一人の男がその中で目覚める。次の部屋へ入り込んだ男は、ノズルから噴き出した液体を浴び絶命した。その一部始終をモニタ越しに眺めていたウィン(ザカリー・ベネット )とドッド(デヴィッド・ヒューバンド )。2人はCUBEの管理と被験者の観察を行なう職員だった。職務に忠実なドッドに対し、コンピュータ並みの頭脳を持つウィンは、被験者の一人である若い女性レインズ(ステファニー・ムーア )に特別な関心を寄せていた…。



期待していましたが、やはり『CUBE』の分厚い壁は破れませんでしたね、ある意味『CUBE2』にも負けていたように思います。
ああいう管理側の描き方だったら、逆に見せなかった方が良かったと思います、なんか予想通りでつまらなかったかな??『こんな管理側の描き方だったら嫌だなー』という想定できる範囲内だったので、もっと裏切ってくれるか今回も見せなかった方がしたほうが良かったかも。
裏側を強引に描いた事で、「CUBE」内での物語が希薄になっていたし弱かった、残虐シーンだけが一人ある気しているみたいでした。
ホントに『CUBE2』よりも悪かったかな、ちょっと期待していただけに残念です。
しかし見ても損はないのでお勧めしておきます、是非『CUBE』もご覧になってください。